「ま、まだ戦える……、わたしはまだ戦えるわ……」
身体を震わせ、地面に突き立てた剣にもたれかかるように身体を起こす。
(身体が言う事を聞かない……、で、でも、まだ負けるわけには……)
まだ命がある、それだけで淫らな堕神に抗うには十分だ。
ハノンは瞳を輝かせ、歯を食いしばりながらイシュタルを睨んだ。
「ふふ、女神に逆らう罪をその身に教えてあげるわ」
太ももを震わせ、何とか立ち上がったハノンに龍髭の鞭が振り下ろされた。
「ひぃくううううっ! あくっ、くぁああああああああああっ!」
一撃だけでは許されない。返り手でまた一撃、そして手首をひねった動きでまた一撃、まるで生きているような動きで鞭が躍る。
「あくっ、あああっ、あぐっ、ひくぅううううっ!」
「一瞬なんかじゃ許さない、もっと私を楽しませて、もっとその身体を汚して淫らに堕ちなさい!」
肌を傷つけない鞭が振り下ろされ、女神の装束が破りさられていく。
右胸は薄ピンクの乳首を露わにされ、お腹やお尻の布が次々と奪われる。
白い肌は艶めかしく露わにされ、扇情的な姿にされてしまった。
「うああ……、あ……、あくぁあああ……」
パシッ、パシッ! と打たれていた音が止まった直後、ハノンは再び剣にもたれるように膝をついた。
「ふふ、綺麗なおっぱい、少し味見をしてあげるわ」
「や、やめなさい……、わたしにふれないで、あううっ!?」
龍髭の鞭が右胸に巻き付けられ、ズリズリと擦られながら薄ピンクの乳首を舐められた。
左の胸は剥きだされ、痛いほど尖っていた乳首が指先で転がされている。
「んっ、あううぅ、やめ……ああっ、やめなさい、やめ……んんっ」
ズリズリと柔肌を鞭で擦られる痛痒さ、そして舌と指先で転がされる乳首のくすぐったさに言葉が続かない。 |