「あぁっ……出すぞっ、出すぞっ!」
一際激しく腰を振ると、大きな痙攣を伴って静止した。
ダイゴは自分勝手に果てると、満足そうに息を吐きながら俺を見た。
「隊長の喉まんこ……どんな娼婦よりもすげえ具合良いわ」
隊長の頭を抑えつけながらの射精は、ドクドクと音が聞こえてきそうな程に激しい。
今まで傷つけられた男の自尊心を晴らしてやると言わんばかりの絶頂。
余程の法悦なのか、半分放心状態になりながらもダイゴは言う。
「……一滴残らず飲み干せよ。媚薬と一緒にな……」
ダイゴに頭を掴まれ続けた隊長の後ろ姿からは、ごく、ごく、と喉が嚥下する音が聞こえ続けた。
「あ〜クソっ、精子止まんねえ。マジでこいつ良すぎるわ」
心底心地良さそうに独り言ちるダイゴに、カゲイが口を挟む。
「ダイゴ君。私が可愛がるまで壊さないでくれよ」
「この女がこの程度で折れるかよ」
ダイゴが腰を引くと、隊長は小さく咽せた。しかしダイゴの言葉通り、その細い背中は不屈の闘気を携えている。
それよりも俺に衝撃を与えたのは、射精直後のダイゴの男根である。
まだまだ鬱憤は溜まっているとばかりに屹立している。粗暴な内面と腕っぷしを体現したような荒い反り方。
並みと比較して一回り以上強大なそれは、男の俺にすら過度の威圧感を与える程だった。 |