(あ、ああ……い、いけない……ち、乳首……がッ!)
羞じらう瞳の先、桜色に火照った大きく丸い乳房の先端に、むく、むくく、と一気に膨れ上がるチョコレート色の肉豆。敏感な肉突起を締めつけていた薄布が取り払われたため、羞恥に沸騰した熱い血潮がとくんとくんと勢いよく流れ込んでいるのだ。
お願いどうか気づかないで、と目を瞑って祈るが、もちろん無理。
「お? なんだなんだ亜紀奈ちゃん、乳首しっかり勃起ってるじゃん!」
「や……ダメ……言わないでッ!」
「ひょっとして、亜紀奈ちゃんも乱暴なのが好き?」
「そ、そんなわけ……あっ!? だ、ダメ……ああッ!?」
藻掻く晶を肘で押えながら、男たちがレオタードの股間に手を伸ばす。
「さあ、ここも改造しちゃうぞ!」
シースルーの薄布が掴まれ、力任せに引き裂かれて、
「お毛々はっけーん!」
股間の茂みが露わにされてしまう。
白く滑らかな下腹部の先、太腿の付け根の三角地帯を黒く彩る、和毛の叢。片方の掌で簡単に隠せるくらい小さいが、艶々と輝く奇麗な黒だ。
普通の状態でも艶やかだが、いまは愛液にぐっちょりと濡れそぼち、いっそうヌラヌラと光っている。
「マン毛も調査しますか、博士?」
「うむ、念入りにな」
悪の組織ゴッコはまだ続いていたのか、ニンマリと笑み崩れた顔で頷き合う男たち。
(バカっぽいわよ、それ! 恥ずかしくないのッ!?)
青いバイザーの下で歯噛みする晶だが、もちろん叫ぶわけにはいかない。精液回収者と接触するまで、とにかく耐え続けなければ──。
そんな晶の股間に、四方八方から殺到する男たちの手。
「う……あっ!?」
愛液に濡れた淫毛が武骨な指に撫でられ、抓まれる。指の腹に挟まれ、ショリ、ショリ、と擦り合わされる。 |