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「んっ、んっ、んぅ……!」
悦楽と含羞に汗ばむ少年の顔を、ヘルダが見透かしたように見あげてくる。
「シスター・ノア……次は強めにしてみなさい」
彼女も手を添えて手淫に蠢いているためか、呼吸がわずかに乱れていた。
「御意……あらためて参ります」
ノアはすこし手を離して、露が糸を引く様に目を凝らした。醜い粘り気に嫌悪感を示すでもなく、肉塊を握り直す。先ほどまでよりも、力をこめながら。
ぶちゅっ!
激しく音を立てて根元へしごく。
「くひっ!」
ルードに喘ぐ暇があれば、
ぐちゅんっ!
潤滑液の助けを借りて、柔肌がすばやく亀頭まで滑る。切りかえして再び根元へ。さらに先端へ。速度を増した往復で、ペニスが一気に熱くなり、快感に凝り固まる。硬直は全身に及んで、細身の肢体がルードの意志から離れて勝手につま先立った。
「こんな、こんな恥ずかしい感覚はぁ……! あっ、あっ、やめて、ああ、痺れっ、ああぁ……!」 |
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