見ればエカテリーナの周りにも男が群がり、生々しい分泌液の音が響いていた。男の壁の隙間から覗くその顔は苦痛に歪み、その口は人民の慈悲を訴えている。
「へへっ、おててがスベスベだ。これが姫の御手の感触か」
「うおお! マ〇コが絞ってくる! こんなの出ちまうに決まってるじゃないか!」
男たちの興奮はともすればミルカへのそれを上回っている。かつては敬愛に満ちていた者たちの豹変ぶりにエカテリーナは怯えたようにしゃくり上げるばかりだ。
「ま、待て! 姫に手を出すな! わ、私が相手になる! だから姫には!」
「お、言うねえ団長様。なら相手して貰うぜ! この髪でな!」
「な──っ!?」
あぶれていた男がミルカの金髪を手に取り股間に巻き付けた。そのまま髪ごと肉棒を握り締め、激しい手淫を開始する。
「うおおおっ! 柔らけえ! サラサラしててそれでいてしっとり濡れてやがる!」
「お、俺にもやらせろ! この金髪を一度味わいたかったんだ!」
「こうされるために髪を伸ばしてたんだな! お望み通り、扱き穴にしてやるぜ!」
次々と男たちが髪を手に取り、股間に巻き付ける。その人数は五人以上だ。
(ひ、姫様に褒めて貰った髪を! い、異常だ! こんなのおかしい!)
金色と呼ばれ民に称賛されていた金髪が男の欲望に塗れていく。
にちゅにちゅと髪の間で精液が泡立つのがわかる。つんつんと頭部を引っ張る刺激が否応なく犯されている現実を教えてくる。
「う、うわあああああっ! やめろ! 髪はやめろおおおおっ!」
「ははっ! 遂に泣きが入ったぜ! ミルカの泣き顔なんて初めて見た!」
抑えていた感情が爆発し、涙となって零れてしまう。それさえも男どもに嘲笑され、ミルカの恥辱を加速させていく。
「よっしゃ出す! ミルカの全身をザーメン塗れだ!」
「ミルカ組に負けるなよ! 姫様の身体も精液漬けにしてやる!」
「あ、あ、ああ! イっちゃう! こんなの耐えられるかあ!」
「ふあああ! だ、ダメですぅ! こんな場所でいくううう!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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