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聖騎士売春物語
小説:如月トモエ 挿絵:伊藤隆生
 

金のため、聖騎士は己の矜持を捨てて快楽へと沈む。

 

聖騎士売春物語
あらすじ

古より伝わる信仰と伝統に守られた帝国で
聖騎士として戦場を駆ける聖騎士エリナは、
共和国による侵攻によって敗北、囚われの身となってしまう。
処刑寸前のところで
資産家のユカによって身柄を預けられたエリナは、
自身にかけられた多額の身代金の返済のため、
ユカが経営する娼館で娼婦として売春をすることに。
度重なる売春行為に清純な身体が
次第に快楽の沼に沈み始める……。

 

二次元ドリームノベルズ398

発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-0894-6 C0293
定価:本体900円+税
発売日:2016年6月24日

 
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

「あっ……? はぁっ……ッ。ああっ……?」
 腰を打ち付けられ、身体を揺さぶられる度に、だらしのない乳房がたゆんたゆんと揺れる。
「んっ……んぐぅっ……」
 口の中に、別の男の肉棒が挿入される。
 何日も洗っていないのではいないだろうかという、汗混じりの性臭が鼻の中に流れ込んできて、私の脳内を染める。生のイカの臭いにチーズを混ぜた臭いを抽出して嗅がされているようだ。
 まるで自慰行為の道具として使われるように、男は私の銀色の髪を、頭を掴んで、激しく喉奥をペニスで突いた。
 ガンガンと頭を振らされると、のうみそのなかが激しく揺さぶられ、それだけで意識がトびそうになってしまう。更に、アツくてカタいチンポによって舌を、頬を、喉を犯されてしまって、呼吸も、ままならなくなってしまう。
 ああっ、ぐっぽぐっぽと、喉がペニスシゴきの道具として使われてしまうゥっ……ッ!
「ぐひっ……ごぼっ……ぎひぃっ……」
 あまりの苦しさに、私は半ば白目を剥いてしまう。
 意識が白濁としていき、ふわふわとした感覚に、身体全体が包まれていく。
 がくがくと腰がはね、脚が震える。
「ッ……ンッ……ふぐぅっ……?」
 ふわふわとした浮遊感から、一気に落下するような錯覚。
 一瞬何が起こったのか分からなかったが、すぐに、自分が軽く絶頂してしまった事に気づく。

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。

 
 
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