(きも、ひぃぃ……よしゅ、ぎるっ、よぉ……んくっ、くはぁぁぁぁっっ!) 時々緩急をつけて、誰が管理しているのかわからない、リモコンバイブとローターが振動を繰り返す。座ったままの腰が前後に振られ、椅子から流れ落ちた淫液で、足元の粘液溜まりはさらに大きく広がった。 喘ぎ声だけでなく、お尻と股間で淫らな蜜を掻き混ぜる卑猥な粘質音――ヌチョッ、ネトォォと絡みつくような音が、クラスメートたちの耳朶に滑り込む。全男子は股間を大きく膨らませ、いますぐにでも自慰に浸りそうなくらい、欲情を隠そうとはしない。全女子は、学園のアイドル扱いだった美少女が、手軽なオナペットに成り下がった姿に嗜虐的な笑みを浮かべ、どんな罰ゲームをさせてやろうかと妄想に耽っているようだ。 「はふぅぅぅっ、んぃっ、いぃぃっ……んぐっ、くっふぅぅぅっ……はぁぁ……」 繰り返し訪れていた、数分置きの振動の波。その何度目かの大きな波を乗り越えて、理愛は安堵したように脱力し、机に倒れ伏しかける。だが――。 「んはひぃっっ……きっひぃぃぃ――っっっ!? いひっ、ひゃいぃぃぃっっ!!」 それを狙い定めたように、落ち着くはずだった淫具たちが一斉に動きだし、しかもそれまで以上の激しい振動で理愛の性感帯すべてに、気が遠のくほどの快感を注ぎ込んだ。 「んあぁぁぁぁぁっっっ! あひぇっっ、らへっ、こえっっ……こへぇぇえっっ!」 小指の先ほどにまで膨らみ、ブラウスに擦られていた勃起乳首が挟み潰され、小刻みな振動に扱き続けられる。クリトリスの皮を無理やり剥いて固定され、勃起した先端と根元を圧迫される快感に膝の痙攣が止まらない。Gスポットのザラザラ肉天井からまるで動かない大粒のローターはいくつもの突起つき、それが粘膜を叩き、肉傘で何度も往復されてようやく覚えるような快感を、一秒間で十数回も与えてくる。あまりに暴力的な快感の嵐に全身が熱くてたまらず、頭の奥まで蕩け落ちそうな心地だった。 「りゃめぇええっっ! んむぅぅっっ、むぃっ、むりぃぃぃっっ! いひぃぃっ、イクッッ、イクイクッ、イックぅぅぅ――っっ!! あひぃぃぃっ、いっぐぅぅぅぅんっ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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