(これが、わたくしのお尻の中に……人間の、男の人の……性器が) おぞましい怪物ではない。ついに人間の男の性器で身体を汚されてしまう。 絶望的な瞬間が間近に迫っている。意識が闇に落ちてしまいそうになるのを、唇を噛み締めてどうにか堪えた。少しでも気を緩めると、情けない悲鳴が漏れてしまうだろう。 (耐えないと。レーシアを、マリインを……みなさんを守るために) 自分に仕える乙女たちを救うためならば、この恐怖も乗り越えられる。 そう自分を必死に鼓舞しつつ、硬く目を閉じた――その直後。 ミリィィッ! ミチュルルルッ! 「はがぁっ、おぉっ!? ひぐぐっ!」 一瞬意識を失ってしまうほどの、耐えがたい圧迫感。内臓がすべて持ち上げられ、咽まで込み上げてくるような息苦しさに襲われる。押し当てられた極太竿が、容赦なく一息に腸道の深くまで突き込まれたのだ。 目の前が真っ白に染まった直後、赤い火花が散るような激痛で、無理矢理意識を引き戻されてしまう。 「ふふっ、ご覧なさい。可愛らしいケツマ〇コへ、しっかり突き刺さっているわよ。極太の醜いチンポが!!」 魔眼姫が歓喜を噛み殺したような声で叫ぶ声に、視線が自然と下へ向く。 大きくM字に脚を広げたまま抱えられ、丸見えになった股間。生き物のように蠢く割れ目の真下の小孔が、極太竿で乱暴に貫かれている。 そのあまりにも無残な光景が、潤んだ瞳に映し出された。 「ひぃっ、あぁっ、こんな……おひり……あぁっ──おっ、はんんっ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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