「う、嬉しくなんかないわっ! そ、それに……んっんっんっ……か、感じてもいない! か、母さんだってこ、こんなことで……んんんん……か、感じなかったはずよ!!」 こいつの言葉は全部嘘だ──とは思うのだけれど、どこをどう愛撫すれば感じるのか分かってでもいるかのように、的確に敏感部を刺激してくる。 乳房を弄られれば弄られるほど、鋭敏な肉体はより熱く火照っていった。 「つつ、強がりなんか無駄だよ。嘘をついたってここを見ればすぐに分かるんだからね」 語りながら絹川は乳房から──唾液の糸を乳頭と唇の間に伸ばしつつ──口を離すと、ヒツギの下半身へと移動する。 (い、今──) 「に、逃げちゃ駄目だよ。そ、そんなことをしたら、エネルギー補充はできないからね」 「──ぐ」 身動きを取ることなどできなかった。 「ああ、す、素晴らしいよ。このむ、ムチムチの太股、たまらないよぉ」 スリスリと太股に頬ずりをしてくる。勿論抵抗などできない。 べちゅっ、べろちゅう。 「くうう……」 舌を伸ばし、太股を舐め回してくる。屈辱以外の何物でもなかった。その上── 「ああ、凄く汗臭くなってるよ。戦いの後だから、蒸れ蒸れなんだねぇ」 クンカクンカと鼻を鳴らしてくる。 「か、嗅ぐなっ! 嗅がないで」 人としてこれほど恥ずかしいことはなかった。 「だだ、大丈夫だよ。と、とってもいい匂いだからさ。ほ、ほら、こっちはどんな匂いがするかなぁ?」 太股だけでは終わらない。絹川はヒツギの両足を大きく左右に開かせると、聖換衣のクロッチ部分に鼻を寄せ、イヌのように鼻を鳴らす。 (か、嗅がれてる……。私の大事な部分が嗅がれてる……)
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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