「さすがにこのままじゃ黄様に失礼ね。どうしようかしら」 ペロリと赤い筆先を舐めた那海が、その穂先をほぼ天井を向いた乳輪に這わせてきた。 「いやっ、お母様! そこはダメっ、いやなのっ!」 絶対誰にも知られたくなかった秘密を暴かれて、全身の血が沸騰する。生まれてこれまで、ここまでの恥辱は味わったことがなく、へし折られたプライドが胸の奥で血の涙を流す。 「乳首が全部出るようにしようかしら。逆に絶対出てこないようにするとか……リクエストはある?」 「う、うるさい! 触らないでって言っているでしょっ!」 肩を揺すって筆から逃れようとするが、人形化された母の腕でガッシリ抱き留められては、無駄な抵抗だった。 「決めたわ。普段はこの恥ずかしい陥没で、エッチな時だけ頭を出すようにしてあげる」 「そんなのいやよっ! ひぃっ、触らないで……あ、あぁ〜〜〜っっ!!」 紅い穂先が乳房に触れると、灼け火箸を押し当てられたような熱さが乳腺に突き刺さった。 (うあ……む、胸がぁ……あついぃ……っ!) もともと敏感な乳頭に魔力色素を塗り込まれる感覚は、アヌスに塗られた時よりも激しい。胸の谷間に珠のような汗が噴き出して、胸全体が火照り出す。塗られた紅い色素が肌に吸い込まれ、細胞レベルで染め上げていく。健康的な薄桃色だった乳輪は、濃くいやらしいグミ色へと変化させられ、当然この色も一生とれないのだ。 「フフフ。この調子なら素晴らしいバンヴォーラが完成しそうですね」 妖しく変身したエリナの姿に昂奮した斑目が、背後からアナル責めを再開させた。 パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 「ンああぁぁっ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
|