「はっへ、へはっ、はへっはへっはへぇええ……」 それからも犯され続け、どれくらいの時間が過ぎただろうか? それでもファルシアは、まともに呼吸することさえできない状態のまま、牡を求めて腰を振り続けていた。 「あ……あぁああ……」 トイレに集められた男達の精液を全員分流し込まれた頃には、ファルシアの瞳は半分裏返ってしまっていた。半開きになった口からは、無様な悲鳴だけが漏れる。 「まったく無様な姿だなぁ」 「……まさに便女だな」 「いや、でもこれじゃあ完璧じゃないだろ。便女なら、アレもしないと」 一人の少年が出したアレという言葉に、全員が「そうだな」と頷くと、ペニスの先端をファルシアに向かって向けてきた。 「あ……ひへ……な、な……にを……しゅ、るき?」 力なく口を開く。刹那── じょぼっ! じょろろろっ! じょぼろろろっ! 「んぶえっ! ぶふえっ! ふぶっ! き、きたなっ! や、ひゃめっ! んべっ! うぐおぇええっ!」 少年達が小便を始めた。男達の汚い汚液がファルシアの全身に降り注ぐ。身体中を汚い水流が打った。肉体だけでなく顔にまで……。半開きになった口を汚い液体が塞ぐ。びちゃびちゃと汚されながら、悪魔少女は止めろと訴えたが、それを受け入れるものは誰一人としていなかった。 「こ、このぶれも──んぶえっ! ぶへっ、だ、だからきたな──んええっ!! おぶっ、んぶぅえええっ!」 全身が小便に塗れる。あまりに絶望的な行為だった。 「げ、げほっ! あ、ひ、げほっげほっ、うぇええ──んぶっ──ひっ、んごっ……んぎゅぅうううっ!」 汚液で溺れてしまうのではないかと思う程の量に、何度咳き込む。 「おら、まだまだだぞ!」 じょぼっ、じょぼばぁあああっ! 「ひきっ! んぶっ、しゃ、シャワー。お、おひっこの、し、シャワー。や、やべっ、んぶえっ、やべってぇっ!! おじっこしゃわーで、お、ぼごっ、んぼっ、んんんん……おぼれっぶ、わ、わたひ、おじっごで、おぼれ──んえっ、んおぇええっ!!」 身体中に染みついた白濁液を洗い流してしまうのではないかという程の小便が、ファルシアの肉体に降り注ぐ。まともに呼吸することもできない。 「く、くしゃっい、あ、き、ぎだないぃいいっ! おげっ、げろっ、うげろぉおおっ!!」 身体中にアンモニア臭がこびりついてくるような気がした。 小便に塗れた全身。両足は左右に大きく開かれ、膣口は閉じなくなっていた。蜜壺からは散々流し込まれたザーメンが溢れ出している。 「……無様」 そんな姿を見てエリスが笑う。 「だ、黙れぇ・・・…はぁはぁはぁ……ぜ、絶対に、こ、後悔させてやる……はぁはぁ……か、必ずお前を殺してやるんらからぁ……」 そんな彼女を見て、ファルシアは萎えかけていた殺気を再び取り戻した。金眼が憎しみの色に染まる。 まだ折れていない。魔神の矜持は未だ死んでいない。 「……凄い」 これにはエリスが感心したように呟いた。 「まだまだ楽しめそう」 彼女は口元に笑みを浮かべる。再びファルシアにつけられた首輪を彼女が手に取った。 「本番はここから」 静かに敵は呟いた。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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