(そっそうよ…今のアタシは瑠奈じゃなくって、ルナティックマリアなんだから……ルナティックマリアはセクシーな女怪盗、この程度全然へっちゃらなんだから!) 見られるのではなく、見せてやってるのだ──そう気持ちを切り替えることで、少女は嬲り者にされているという耐え難い恥辱を押さえ込もうとする。 無論それは詭弁に過ぎないが、気の持ちようというのは案外重要なものだ。 「ふ、ふん…アンタたちアタシのこんなとこ見て、せっせと一人エッチしてるんでしょ? どうせ彼女もいないんだろうし──ほぉら、もっとサービスしてあげるわよ?」 わざとカメラ目線で言いながら、突き上げた尻をゆっくりと上下に揺すり上げ股間を棒に擦りつける。腰を動かすたびにぬちっぬちっという粘っこい音が陰部から響いた。 >やばい、マリアちゃんスイッチ入った! >なんだやっぱただのビッチか…恥らいないんじゃ萌えね〜し >いいじゃんマリアたんエロいよエロいよ〜、もっとオシリふりふりして見せてぇ〜!! 相変わらず観客らはそれぞれ好き勝手に書き込んでくる。 (ホント最っ低!! ──でも男って、こんなの見てホントにおちんちんシコシコって弄ってるのかな……フン、ばっかみたい!!) 屈辱的なショウタイムに耐えるため、カメラの向こう側の男たちを想像し軽蔑することでどうにか自分を保つ瑠奈。 だが、時間が経つにつれ少女を襲うのは恥辱だけではなくなっていた。 「ふっ……んっ、ぁっ………ぅくっ」 何度も檻で陰部を摩擦しているうちに、棒に触れる粘膜部分がチリチリとむず痒い痺れを帯び始める。 そして前後運動が十往復を数える頃には、早くも少女の唇は艶かしい吐息を漏らし始めていた。腰骨がじんわりとした甘い疼きに浸され、陰裂の奥でじゅわりと愛液が滲み出す。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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