二次元ドリーム文庫410 - 蒼百合館の夜明け

>>戻る
蒼百合館の夜明け
小説:人間無骨  挿絵:ネコサン
 
蒼百合館の夜明け
 
電子版ご購入はこちらから!
 
 

二人だけの場所 二人だけの時間

 

親の抑圧から逃れたくて塾を抜け出した詩月は、
幽霊が出るとウワサの廃洋館で、
嫣然としたお姉さん──光紗と出会う。
独りぼっちの光紗と、自分の将来に悩む詩月。
二人は互いの孤独と懊悩を分かち合い、惹かれ合っていく。
しかし、光紗の過去には重大な秘密があり……。

 
二次元ドリーム文庫
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-1336-0 C0193
定価:本体720円+税
発売日:2020年2月28日
   
特典情報


メロンブックス各店様にて
お買い上げの方に先着で
書き下ろし小説付き4Pリーフレットをプレゼント!
メロンブックスのホームページはこちら!

※数に限りがございますので品切れの際はご容赦ください。

 
立ち読み
 

足が庇からはみ出し、靴先に雨粒が当たった。だがそんなことは気にならない。詩月の眼前には光紗の胸があった。頭を光紗の手で支えられて、ちょうどよいところに位置を調整される。唇の端に、ふにふにと乳首が当たる。暴力的とさえ感じた。
「私のおっぱい……詩月ちゃんにちゅうちゅうってされたいな……」
「っん、ちゅぅ」
 詩月は夢中で光紗の乳首にむしゃぶりつく。赤ちゃんになった気持ちで透明な母乳を味わおうとする。光紗の胸の中で、詩月は彼女の快楽に奉仕する。
「くちょ、ちゅうぅっ、みささん、みささんのおっぱいぃ……」
「ひっ、うううぅう……っ! しづき、ちゃあん……っ」
 頬がすぼまるぐらい吸いつくと、光紗の鳴き声がひときわ甘く蕩けた。そのまま光紗が覆い被さってきたせいで、詩月は彼女に溺れる。光紗の双丘が詩月を押しつぶしていた。五感すべてが光紗に占められて、意識が曖昧になってくる。
「っあ! み、みさっ、さ……ぁあん!」
 その恍惚に割りこんだのは光紗の指だった。授乳しながら、光紗は片手を詩月のスカートの中に滑りこませていた。
 可愛い下着が丸見えになるぐらいまくりあげられて、湿気と汗で蒸れた太ももを撫でられる。当然のように光紗の手は詩月の下着に進む。詩月は足をばたつかせる。ローファーが石床を鳴らした。
「これは雨のせいじゃ……ないよね」
「ふっ、ぷあぁ、あああぁー!」
 下着越しに弱いところを指でかりかりされてしまい、詩月は光紗の胸から口を離してしまった。
 そんな詩月に構わず、光紗は下着をずり下ろした。じっとりと湿った陰唇に中指が分け入り、そのまま指の腹を蜜口にあてがう。

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
1つ前のページに戻る
 
KTCトップページへ戻る