(もしかして、ティリア様は激しいのがお好き、なのか……?)
戸惑いながらも、そんなことを考えてしまう。だけど、ティリアのことを傷つけるなんてもっての外。だけど、もしかしたら……。心の中で謝りながらも、舌で舐っていた耳朶に歯を立てると──カリッ。
(痛かったら……お許し下さいっ)
「きゅっ、ふうううううん!?」
まるでティリアの身体を稲妻が流れていったかのような痙攣。
直後──、どぷり。クリスの指が食い込んでいる縦筋がキュッと痙攣すると、火傷しそうなほどに灼熱の愛液が溢れてきたではないか。それだけでは終わらなかった。
「あっ、ひっ、ひううっ! あああぁぁぁぁ……っ」
ティリアは引き攣った喘ぎ声を漏らすと、
しゅわわわわわわわわ……。
小刻みに身体を痙攣させながら、小水を漏らしはじめてしまう。
「あっ! あっ! あっ! あっ!」
キュン! キュン! キュウウウウン!
少しでもこの痴態を止めようとしているのだろう。ティリアは短い悲鳴を漏らしながらも、おまたに力を入れようとしている。しかし甘噛みに痺れた身体は小水を止めることさえもできずに、ただ小刻みに秘筋が痙攣するばかりだった。
ツーンとした聖水のアンモニア臭が立ち昇り、ティリアが腰掛けている脚の低い椅子からレモン色の滝が流れ落ち、生温かい湖を作り上げていく。その大きさたるや、後ろからティリアに覆い被さっているクリスの足を濡らすほどだった。
(姫様のおしっこ、温かい……)
その背徳的な感触に、クリスはなぜか嫌な気はしなかった。ティリアの恥ずかしいところを見てしまったというのに、なぜか昂っている自分がいる。
トロリ──、クリスの内股を、愛液の一筋が流れ落ち、小水の湖へと溶けていった。
本文中より抜粋
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