二次元ドリーム文庫394 - 百合嫁バトルっ! 〜許嫁と親友と時々メイド〜

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百合嫁バトルっ! 〜許嫁と親友と時々メイド〜
小説:あらおし悠  挿絵:相川たつき
 
百合嫁バトルっ! 〜許嫁と親友と時々メイド〜
 
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百合求愛バトル、勃発!
愛する乙女の心と体をエッチに奪い合う!?

 

同性婚が認められた現代。
女子校生の透は突然やってきた許嫁の詩乃と、
親友の玲奈から告白をされる。
やや愛の重い二人のHなアプローチに困惑する透だが、
根底にある純粋な想いに心が揺れ始める。
だが透への愛が暴走気味の二人は、
Hをさらに過激化させ……!?

 
二次元ドリーム文庫
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-1171-7 C0193
定価:本体720円+税
発売日:2018年8月31日
   
立ち読み
 

「え? …………あッ!?」
 いきなり、彼女の指が内腿を逆撫でした。キスに夢中になるあまり、そこがだらしなく緩んでいた事に気づいていなかった。慌てて閉じようとしたら、玲奈も机に上がって、その大きな胸で押さえつけられた。薄い爪の先で、内腿を何度も撫で上げられる。そのたびに、電気でも流されたように痺れて自由が利かない。脚が強張って動けない。
「ダメ玲奈、これ以上は……。キ、キスだけって約束じゃ……あッ!」
「そんな約束してない。そうだ、まだ誕生日プレゼントをあげてなったよね。じゃあこれがプレゼントって事で、気持ちよくしてあげる」
 確か「せめて」と言っていた気がするけれど、スカートの中に手が入ってきた衝撃で、曖昧な記憶がさらに不鮮明になった。しかも、この一方的な行為がプレゼントなんて、ますます理屈が分からない。でも、裾がめくれて露わになった鼠径部を撫でられて、信じられないほど心地いい電流が腰や背中を走り回る。でも、ここから先に進むのは、怖い。
「ね、玲奈。今日はここまでに……玲奈…………はぁンっ!」
 突き放そうとした手が硬直した。玲奈の中指が、下着の中心に触れている。性器の窪みをなぞって小刻みに動き、堪らない快感で腰が跳ねる。
「ダメ玲奈! そ、そんなとこ触っちゃ……あう、あぅん!」
 親友に秘部を触られている。その事実だけで、あまりの恥ずかしさに頭が焼き切れそうだ。なのに、口先だけで身体が拒もうとしてくれない。キスをした時から溜まり始めたウズウズが、彼女の指で悦びに転換されていく。
 それでも、透の中に残った理性が呼びかける。
(こんな事されて……明日からどんな顔して会えばいいの!?)
 今ならまだ引き返せる。若干の手遅れ感は否めないけど、それでも肉欲に逆らって髪を振り乱し、親友に呼びかける。


本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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