「ご記憶は……まだお戻りになってはいないようですね……それなら」
慶太郎が上体を起こすよりも早くエデルが自分の着ているドレスに触れた。瞬間そのドレスの胸前が独りでに開いて、中から溢れ零れるように乳房が出てくる。
目を伏せる事も出来ずにその二つの大きな肉塊を見た慶太郎は、柔らかく揺れるそれに釘付けになってしまう。
初めて生で見る女性の乳房。重くないのかと心配するほど大きくて、血管が透けて見えそうなほど真っ白くて、その先端には淡い桃色の陥没乳首が乗っている。
見事な巨乳に見入っている慶太郎にエデルは照れ臭そうにはにかみながら、
「我が君の眼前にこのような物を晒す不作法をお許し下さい……ですが、魔素を我が君のお身体へと行き渡らせる粘膜接触を行うにはもう一度大きくしませんと」
もう一度と鸚鵡返しに呟く慶太郎にエデルは頷き、そして乳房の間に自分の唾液でベドベドに濡れた肉棒を挟み込んだ。
いきなりのパイズリ、しかも射精直後の敏感になった肉棒にである。またしても対応が遅れた慶太郎は「あ」と言う暇もなく柔らかなおっぱいマ○コに欲棒を擦り上げられた。
大量のザーメン液を吐き出して萎みかけていたペニスは乳房の想像以上の柔らかさに硬度を取り戻してゆく。
エデルの乳間は適度な乳圧が万遍なく肉棒を包み込み締め付けてくる。唾液のローションがそこに強力な刺激を与えていて、包まれる感覚と敏感亀頭が擦れる感覚が全く別ベクトルの性刺激をもたらすのだ。
下世話な友人に「パイズリは気持ちよくない」と聞いていた慶太郎は、その間違いを本気で指摘したくなった。これが気持ちよくないならこの世に快楽なんて存在しないだろう。
そんな馬鹿な事を一瞬本気で考えていた慶太郎は、逸らそうとした視線が勝手にエデルに向いてしまう事に逆らえなかった。
どうしても見てみたかった。あの大きな乳房の間に擦り上げられている自分の姿を。抗いがたい欲求に顔を向ける慶太郎は、卑猥すぎる光景にまたしても目を奪われる。
自分の乳房を持ち上げ、両側からペニスを挟み込んで上下に揺らす。たったそれだけの行為がこんなにも淫靡だなんて。それに擦れる時の音もだ。
にゅっぶ、にゅっぶ、にょぼぶ、にゅぶぶぶ……まるで漫画じみた擬音でもつきそうな感じの音が乳房の間から漏れ聞こえてくるのだ。
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
|