夏海の秘部は足を広げても閉じていて、毛は恵より少し濃いのが意外だった。
「あ、今少し毛が濃いって思ったでしょ。あたしの悩みなんだからあんまりジロジロ見ないでよお。でも興奮する」
この時点で、俺はもう夏海とのセックスに抵抗がなくなっていた。
だからだろう。
「なあ夏海。手で広げろよ」
こんなこと言ってしまったのは。
夏海は脚を持っていた手を外した。
両脚は曲げて俺の顔の両脇に落とす。
そして両手を筋の両端に置いて、
「うん、見て」
ヌチャッという水音と共に裂ける縦筋。
「どーお? あたしのおマ○コ。おちんちん舐めてるだけでこんなに濡れちゃったの」
閉じていれば可愛らしいただの性器。それが割れた途端に不自然なほどに赤々としたマ○コと言うに相応しい変化を遂げた。
ヒクヒク動いているアナルの上で、テラテラ光る膣口と尿道。
俺は思わず顔を上げて、その肉に顔を埋めた。
「ぁああん!? お、おにいちゃん! さっき…ひぃん! ……自分でいきなりはだめって……あアッ……言ったくせにぃぃ!」
そんな夏海の言葉を無視して舐め回す。
初々しい酸味と粘っこい愛蜜が口元をネットリと濡らすが、俺は構わず未熟な性器を丹念に舐め回す。
「あっぁあ……んうっ……フッ……ァああアッ……は、はげ……ヒャッ……はげしい……アァあッ!」
どんどん溢れ出る愛液と俺の唾液が混ざって凄まじい淫臭が俺の顔に纏わりつく。
「ぁあっ……んンッ! ……あんアァあアッ……んんんっ! ……ぁアッアッぁ! んんんンンッ……ァハァ……おにい……ちゃん……んアッ……気持ちいい……アァああっ」
俺は鼻先でクリトリスを擦りながら舌先を少し膣の中に入れて掻き回した。
「アアアアアッ! それダメええ!! チカチカする! ァァアアア! だめイクッ! もうイクッ!! ぃぁあああああああぁぁぁ!!」
膣道が舌先をグイグイと締め付けてくる。
「ハァッハァッ……おにいちゃあん……もう挿入れていいよね? だっておにいちゃん舐めてくれたんだもん……。もう我慢の限界だよぉ」
あ、やべ。つい夢中になってた。
夏海の淫気にでも当てられていたのか。正気に戻った俺は慌てて叫んだ。
「まて! つい理性が飛んでたけどやっぱりだめ!」
「もう無理!」
夏海はそう言って俺の上から離れた。
振り返るその顔は口元を上に、目尻を下に歪ませていた。可愛らしかったはずの黒目は跨っているモノをしっかり凝視している。
そして、俺のチンコを手に持ち自分の秘部へあてがった。
本文中より抜粋
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