(すげぇ、瀬名のやつがこんな表情をするなんて……)
いつも元気で姦しい少女とは思えない。彼女のこんな無防備な表情を見たことがあるのは自分だけだろう。
逸物が疼く。
(これは俺の女だ。ぶち抜きたい)
そんな牡としての独占欲に支配された元康は、貪っていた陰華から顔をあげた。
「……」
いきなりの快感の中断に、瀬名は驚いたようだ。我に返って元康の顔を見る。
その視界に、いきり立つ肉棒が広がった。
「入れるぞ」
「くっ……、わかったわよ。好きにするといいでしょ」
逸物の大きさを畏怖している瀬名だが、勇を鼓して頷いた。
そこで濡れそぼった女唇に、極太の逸物の切っ先を添える。
その光景を見て、瀬名は頬を引きつらせた。
「あ、あの……、やっぱり、大きすぎるというか、わたしにはまだ早いというか」
「ダメだ」
瀬名の繰り言は無視して、元康は腰を落とす。
膣口が広がり、亀頭部が埋まっていく。
ぐっ
止まった。切っ先になにかが当たっている。
細い足を痙攣させた瀬名は、絞殺されんばかりの悲鳴をあげた。
「や、やっぱ無理。痛い。痛いって!」
目元に涙を溜めた瀬名は必死に、元康の胸を押し退けて逃れようとするが、体重が違う。瀬名の体のほうが動く。
元康はそれを追いかける。
「痛い、痛い、痛い」
瀬名は必死に逃げた。いわゆる処女のずりあがりである。
死力を尽くして逃げた瀬名は、ついに布団の外にまで出てしまったが、そこで限界に達した。
ゴン
瀬名の頭頂部が、部屋の壁に当たったのだ。直後に逸物が入った。
プチン!
乙女の最後の砦が破れて、荒々しい肉槌が押し込まれる。
「ひぃぎっ!!!」
悲痛な悲鳴をあげた瀬名は、両腕で元康の肩をぎゅっと抱きしめてきた。同時に膣洞も信じられない勢いで締め上げてくる。
「うお」
元康もまた驚きの悲鳴をあげてしまった。ブツブツとした膣壁が肉棒に絡みついてくる。
(こ、これは滅茶苦茶気持ちいい)
我を忘れた元康は、破瓜直後の新妻を気遣う余裕もなく、瀬名の白い両足をそれぞれの肩にかけて腰を荒々しく動かしてしまった。
「そ、そんな激しくされたら! 奥がズンズンされて! ああ♪」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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