「そこ、そんなにしたら……ふぁ、あふ、あむぅんっ」
「せ……先生、あたしも……あ、あ……っ」
キスしながらちひろも喘ぐ。その吐息と一緒に口腔に流し込まれた唾液を、躊躇なく飲み込んでしまう。由佳を愛撫していながら、もう一方の手で肩にしがみついてきた。まるで、美沙希ひとりに、ふたりが喘がされているようなもの。そうと分かっていながら、体内で暴れる熱に逆らえない。耐えるためにキスに逃げ、ちひろの唾液を貪り飲む。
「あふ、ふあ……ん、ちゅ、ちゅる、ちゅるるる、じゅるっ」
「あぁ先生……先生ぇ……ちゅぱちゅぱ、じゅるぅ」
卑猥な水音を立てる自分が信じられない。けれど、そうしなければ股間や胸の熱い痺れに耐えられない。
「あ、あ……美沙希さ……ん、ふぁっ!!」
ちひろが悲鳴を上げる。同時に彼女の愛撫も激しくなって、由佳を追い詰める。
「ふふっ……ふたり一緒にイッていいのよ」
それを眺めて美沙希が笑う。彼女の思惑通りになるものか、なんて反抗心は、淫熱の前に儚く溶ける。愛撫に慣れていない由佳が、抵抗できるはずがなかった。
「や……あ、あ、あッ! だめ……瀬名さん、天乃さん……お願い、ダメぇ!」
なにが駄目でなにをお願いしているのか、自分でも分からない。ただ脚の間で巻き起こる衝撃に翻弄され、髪を左右に振り乱す。
「ほら、ちひろ。ここよ……」
「ふぁ、ふぁ、ふぁ! み……美沙希さん、美沙希さぁぁぁん!」
ちひろが目を見開いた。下顎をガクガク震わせながら、由佳の淫核を擦り出す。敏感すぎる肉芽への刺激が、重なり合うふたりを一気に高みへ吹き飛ばす。
「だめだめ、もうだめ! 美沙希さん、あたし……あたしッ!」
「ふぁ、あう……瀬名さん、そんな……あぁぁぁっ!」
電撃が全身を貫いた。全身が硬直した。脚が爪先までピンと伸び、背中が痛いほど反り上がる。由佳の身体の上で、ちひろも同じように痙攣していた。彼女の手が痛いほど肩に食い込み、唇から糸を引いて垂れた唾液が、だらしなく伸びた由佳の舌に滴り落ちる。ふたりから、どっと一気に汗が吹き出す。
「あ……ふ、あ……あふ、う、あ……」
本文中より抜粋
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