二次元ドリーム文庫349 - ハーレムマーチャント

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ハーレムマーチャント
小説:竹内けん  挿絵:ここあ 挿絵:HivikiN
 
ハーレムマーチャント
 
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新体制のイシュタール王国を揺るがした
事件の裏に美女の姿!

 

天才美女に投資し一大ビジネスを
進めていたムスラン商会の跡取りナオシ。
国一番の商会を引き継ぐ彼に
あのヒルクルスから不穏な依頼が舞い込んだ。
大事件の中で出会ったワドリーテと
彼の事業に欠かせないデミミュラー。
そして彼女たちに対抗する幼なじみショウシの
三つ巴ハーレム!

『ハーレムシリーズ』既刊作品一覧

 
二次元ドリーム文庫
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-0830-4 C0193
定価:本体668円+税
発売日:2015年12月16日
   

 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

 乙女のたった一枚しかない大事な膜が突き破られた。
 入口さえ突破してしまえば、あとは道なりだ。狭い隧道を押し開きつつ進み、ついには最深部にまで押し入った。
 ドスンッ!
 未開の地に初めて鍬を入れられて、開拓された乙女は、まるで釣り上げられた魚のようにピクピクと痙攣している。
「痛かったね、ごめん」
「……」
 ショウシは声もなく、閉じた両目の端からツーと涙を流した。
 膣洞が、ギュッと逸物をネジ切らんとばかりに締めてくる。
 締まりすぎで痛いほどだ。ワドリーテのほうが柔らかく、やわやわと締めてきて、楽しめた。
(それにすごいザラザラの肉壁だ。これが初物喰いってやつか)
 例えて言うならば、ワドリーテは女としての完成品だった。八百屋で売られているような、見た目にも美しく、食べれば甘い。食べごろの果実だ。
 一方でショウシはまだまだ青い果実である。これからじっくりと手をかけて、甘い果実に熟成させなければならないだろう。
(ショウシはこれから、わたしが極上の女に育ててやる)
 そんな男としての野望が、ナオシの胸の奥に沸々と湧き上がる。
「ショウシ、見てこらん。わたしのおちんちんが身体の中にズッポリと入っている」
「はい。嬉しいです……」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。

 
 
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