「は……は、いっ……!」 わななくフトモモを抱きしめたまま──ティムはふたたび腰を動かし始める。半萎えだったペニスも数度のま○こ刺激で硬くなり、またコツコツと魔物を打ちはじめた。 「んひぃっ♪ はひぃっ♪ ん、んっ! ほら、がんばれ、がんばりぇ♪ ティムぅっ」 打ち付けるたびに姉の身体は淫らに燃え上がり、陰唇からははしたない涎をこぼす。 肉悦が二人の身体を繋ぎ、とろけさせていく……その時。 「……こっちのほうから声がしなかった?」「うん、聞こえたような……」 ──メンバーの声が、耳朶を震わせた。 ティムが凍り付き、「……ッ!」慌てたようにマリナが手の平で口を覆う。 「会長どこいっちゃったんだろ」「ティムくんもいないよー」 姿を消した二人を捜し回っているのだろう。その声は、透過する壁のすぐ向こうから聞こえていた。なにかの偶然で壁に手でも突っ込めば、この部屋がばれてしまう──! 「っ……! んっ……! ふぁ、んっ……! んんっ……♪」 マリナの嬌声はくぐもっても漏れ続ける。いまだおま○この中では魔物が暴れていて、腰と尻とがピクピク震えながら淫猥なくねりを見せつけている。 「か……かい、ちょ。し、しずかに……しない、とっ……」 「お姉ちゃん、ですわ……ティム」と、焦るティムへマリナが囁く。 「ねえ……ティム。あの子たちに、ぜぇんぶ見せてしまいましょうか」 彼女は──そんなことを言った。 「……え、え?」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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