(あああ、痛い……。痛いけど……気持ちいい。あたし……初めて……初めてなのに……絶頂きそうになってる。お兄ちゃんのおちんちんで……どうしようもないくらい……気持ちよくなってる) 肉先と膣奥が当たるたび、視界が真っ白に染まりそうになるほどの性感を覚えた。身体中から力が抜けていく。脳髄まで痺れそうなほどの肉悦が全身を駆け巡っていた。破瓜の痛みさえも気持ちよさに変わっていく。 全身が汗に塗れていく。シャツが上擦り、胸の弾みに合わせて飛び散る汗が、我ながらとてもエッチに思えた。自然と身体が火照っていく。その火照りに比例する様に、性感もより大きく、強いものへと変わっていった。 少しでも気を抜けばすぐにでも達してしまうんじゃないか? とさえ思えるほどの心地よささえ感じる。 (絶頂きたい……。お兄ちゃんと一緒に絶頂きたい。気持ちよくなりたい) 本能がより強い快楽を求め始める。射精して欲しい。熱い精液を流し込んで欲しいと悲鳴を上げる。 「ねえ……あっあっあっ……。絶頂きたい? おにい……あたしの膣中に射精したい?」 「ああ、絶頂きたい! 射精したい! 未来の膣中に射精したいよ!」 「そっか……妹に射精したいとか……おにいってほんと変態ね。駄目駄目ね」 「そうだよ。僕……変態だ。変態なんだ。妹に射精したくなるくらいの変態なんだよ! だから射精させて! 未来! お願い!」 自分が変態だということすら認め、射精を請い願ってきた。 その姿によりゾクゾクしたものを感じる。更に快感が強くなっていく。 絶頂きたい! 絶頂きたい! 絶頂きたい──本能が絶頂を求める。 「まったく……あっあっ……ほんと……おにいって……し、仕方ないやつね……。でも……んっく……い、いいわ。いいわよ! そこまで言うなら射精していいわ。許可してあげる! だから……さぁ、射精しなさい!」 (射精して! お兄ちゃん! あたしの膣中にたくさん……たくさんお兄ちゃんの精液を ちょうだい! お兄ちゃんのせーえきで、ザーメンであたしを絶頂かせて!! )
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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