「うふふ、公子様といっても男の子なのよね」 優しく嘲笑しながらヴィーダは、乳房を左右から揉み込んでくれたようだ。 逸物は柔らかい刺激に包まれる。さらに剥き上げられた先端にも、尿道口をえぐるようにして、濡れた粘膜が触れる。 おそらく、パイズリしながら舌を伸ばして、亀頭部を舐めてくれたのだ。 (き、気持ちいい……♪) タニキスと情事の練習をするようになったとはいえ、日は浅い。その上タニキスはオナニーこそベテランであったが、セックスそのものは初心者であった。 このような奔放な性戯を駆使してくれたことはない。 その上、現在のウェルキンの顔面には、ブルーニャの陰唇が乗っている。 「も、もう、らめ、らめだ、イク」 「わ、わたしも、わたしも、ひぃぃぃ、そこはかんじゃらめぇぇぇぇ!!!」 興奮の極致に達してしまったウェルキンは、ほんど無意識のうちに、包皮に包まれていた淫核を噛んでしまったようだ。 男勝りの鬼の副長といえども、淫核は急所だったようである。 「ヒギィィィィィィ!!!」 ビクビクビクビク……プシュ〜。 ウェルキンの顔面で、逞しいお姉様の陰唇が痙攣したかと思うと、熱い飛沫がかかった。 相前後して、ウェルキンの下半身も飛沫を上げていた。 ブシュ! ブシュッ! ブシュッ! 柔らかい乳肉の狭間で、少年の小さくも硬い肉が跳ね回る。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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