それはある夏の日の朝だった。 少々散らかった姉の寝室、そのベッドでは学生服姿の少年少女が半裸で絡み合っていた。 「あ、愛華姉さん、だめだってば……早く朝ごはん作らないと、また遅刻しちゃう……」 呻く少年はベッドに寝そべり、スラックスを脱がされて元気な朝立ちをしごかれている。 彼の口元には、むっちりとした豊満な乳房が押し付けられている。そのピンクの突起をついつい頬張り彼は快楽の先走りを浮かせる。 「ん〜どの口がいうかな〜? お姉ちゃんのおっぱい見てこんなにしちゃったクセに」 「うう……それは姉さんが、僕の目の前で着替えたりするから……」 「じゃあ、夕べのアレはな〜に? アンタの部屋から加奈子のいやらし〜声、聞こえてきたんだけどな〜?」 ちょっぴり不満げな姉の追及に弘行はうっ、と言葉に詰まる。 彼女のいうとおりだった。加奈子と無事(?)結ばれた彼は、夕べもベッドを共にしていた。元より弟一筋な彼女は控えめながらもイチャイチャしたがるようになったのだ。 「それも、またイジメちゃってたっぽいしね。弘行ってばSだっけ? お姉ちゃんにおちんぽ弄られてこ〜んなに喘いでるクセに」 いって愛華は重ねた半裸の肢体を揺する。その半袖制服の前は開き、ブラからこぼれたたっぷりのバストが弟にちゅうちゅうと吸われていく。 芳しい姉の体臭と甘い汗、心地よい手淫にうっとりしながら少年は自分を罵っていた。 (情けない。愛華姉さんを起こしにきたのに逆に誘われて。それに言い返せないし) 今朝も愛華は平常運転で寝坊。彼女を起こして朝食と弁当を作らせるのが最近の彼の日常だった。 そして同時に、こんな風にエッチするのも日常的になりつつある。特に愛華は、ストレートすぎる誘惑でもって少年を困惑させるのだ。 「あん、いやらし〜おちんぽっ。エッチなお汁だらだら垂らしてお姉ちゃんの指、ベトベトにしちゃってる」 「ああ姉さん、だめ、そんなにしごいちゃ……もう、出ちゃう……」 「くす、だ〜め。イカせてあ〜げない」 ペニスがびくびくと脈打ち始めると、姉はさっと指を離した。 「そ、そんな。ここまできてやめるなんて」 「じゃあ、わたしのお弁当も作ってくれるならもっといいコトしてあげる。アンタの思ってる気持ちいいコト。さ〜どうする弟、返事は? YES? それともPLEASE?」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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