「ふふ、ここは男の子も感じるんですよ……」 悪戯っぽい笑みを浮かべながら淑女は少年の乳首を人差し指と親指の腹で摘み、クリクリと弄り始めた。しかも反対側も同じようにメイドが乳首を触ってくる。 「うわっ! い、いきなり、何するんですかっ……くぅっ……」 突然の乳首責めに驚き美女たちの腕を掴むアキラだったが、痺れるような刺激が上半身にも広がり、急速に全身から力が抜けていく。 抵抗もできずされるがままになっているのに、身体の一部分だけは元気に跳ね回っていた。 「きゃっ……すごい、ビクンビクンって震えてます……」 「それに変な味のお汁がいっぱい出てきましたわ……」 男なのに乳首で感じるというのは何とも不思議な気分だ。しかし確実にここは性感帯で、ペニスを舐められているフェラチオの快感と混ざって全身がとろけるような気持ちよさに包まれる。 油断していたせいで急激な刺激の変化についていけず、限界が一気に近づいた。 「アキラ様、どうぞ我慢なさらずに……ミルクを飲ませてくださいませ……」 メイドの言葉で思い出したが、これはお嫁さんに自分の精液を飲ませる儀式だ。 男の矜持にこだわるよりも早く射精した方がいい。そう都合よく解釈したアキラは込み上げる衝動に抗うのをやめた。 「あ、うぅっ……イキます、出ますっ……」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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