「やめてってば、ふたりとも……はあっ、由希奈ちゃん?」 そんな男の子の目の前で、由希奈が前のめりになって巨乳を揺らした。潤いたっぷりの唇から舌を出し、手袋へと涎を落とす。 「濡らせばいいんですよね? 確か、ン、こうやって」 「そうだったわね。ココはとても敏感みたいだし」 美緒も唾液の糸を指で編むように絡めた。 (ヨダレまで? どっちのおてても、ぬちゃぬちゃって!) 粘っこい液で生温かくなった感触が、悠斗のペニスをいやらしい音で包み込む。 ぬちゅぬちゅ! ぬちゃっ! ふたり掛かりで涎を追加され、手淫は充分な潤滑油を得た。ナースたちの入念でいて淫猥なマッサージが、一本しかないオチンチンに集中する。 「こうですか? ユーくん、んふっ、またビクビクってしちゃってますよ」 「扱き方に間違いはないようね。勉強の成果、もっと見せてあげるわ」 ふたりとも面白がってしまって、由希奈まで指の巻きつけ方が巧みになってきた。美緒も微笑み、舌なめずりで嗜虐的な悦びを覗かせる。 感じやすい性感帯を擦られ、身体中がみるみる過熱した。滲んだ恥汗も、ナースふたりのてのひらで舐めるように回収されていく。 「っはあ、ほんとに僕、そんなにされたら……くぅ!」 意図になく悠斗はマゾヒスティックな声をあげ、胴震いを起こした。涎まみれの手袋で扱かれるなど初めてで、射精への期待が大きくなってしまう。腕の拘束にかかわらず、四肢が引き攣ってしまって動けなくて、ペニスを脈打たせるしかない。 ぬちゅっ……ぬちゃぬちゃ! 唾液を交換するついでに、由希奈と美緒の手がサオの根元で入れ替わった。確信犯的ににやつく美緒の、ハンドモデルならではの美しい指捌きが、肉棒にまで品格を与える。人差し指と中指の間で雁首を挟んだら、お次は中指と薬指の間でもキュッと。 「どう? 悠斗クン、自分でするより気持ちいいでしょう」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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