『あれ? なんか変な音聞こえてない?』 『そうね、なんか水の音みたいだけど……』 声は抑えられても挿入の淫水音は抑えられない。 その音に気づかれ、水泳部の女子たちが怪しんで周りを見回しているが、絶頂間際では腰の動きを抑えるなんて無理だ。 「(ゆ、悠一……)」 「(ごめん真那、もう、もう止められない)」 「(う、うん)」 瞳を見つめて囁いた言葉に、彼女が静かにうなずいてくれた。 もう見つかる。そう思いながら腰を突き上げた瞬間だった。 『あっ、そういえば、この更衣室の下ってプールの浄水管が通ってるって前に先輩から聞いたことある』 『そうなの? わたしお化けでもいるのかと思っちゃったよ』 間一髪、水泳部の女子たちの勘違いで救われた。 「(悠一、もっと……もっと激しくしても)」 「あ、ああっ」」 淫水音を浄水管の音と勘違いされているなら気にすることはない。 真那も同じことを思い、少しで早くエッチを終わらせようと肢体を痙攣させてきた。 射精をさせるために締め付けを強くした腸内は、ペニスを潰してしまうように壁が肉幹を包んで蠕動し、強烈なムズ痒さをペニスの内部にまで感じさせてくる。 「(うあっ、ヤバいっ、もう出つ……出すよ真那っ、真那のお尻に、お尻にも俺のを……)」 「(う、うはうっ、出して悠一早く、早く出しなさい悠一っ! 早くしないと、わたしが、わたしが先に……っ)」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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