(くそう……何なんだよ何なんだよ何なんだよもう! こんなの――可愛すぎんだろ!) ごまかすように大和は細く柔らかい髪を梳る。すると、紗良は何故か驚いたように身を震わせ、「んっ♥」と色っぽい声を漏らした。その反応に操られるようにさわさわと頭を撫でると、「ふぁっ♥ あんっ♥」と鼻血が出そうになるほど可愛らしく喘ぎヒクつく。 その反応をごまかすように、紗良はとろとろの乳房を押しつけてくる。脚の付け根を何か硬く痼った感触が撫で、幼なじみは「ひぁあん♥」と一際はしたない嬌声を上げた。かぁっと恥ずかしげに赤面しながら慌てて持ち上げた乳房の先端で、桜色の乳首がぷっくりと膨らんでいた。 こんなの反則だ。好きで好きでたまらない奴のこんな悩殺的な姿を見せられて、理性なんか持つわけがない。勘違いを解いてやめさせなくてはなんていう当然の倫理が、強烈な欲望に押し流される。 気付けば大和は細かく腰を繰り出していて、自らふくよかな乳房の与えてくれる刺激を意地汚く貪りはじめていた。 染み出した汗が潤滑となって表面が僅かに滑り、甘い愉悦が肉幹に弾ける。紗良の爆乳はペニスをすっぽりと包み込んでなおまだ余裕があるらしく、亀頭はいつまでも胸板に当たることなくふにふにと優しく受け止められる。やがてそちらも先走りにぬるぬるとぬめりだし、びりびりと痺れるような淫楽が生まれる。 「紗良……俺、もう……!」 「いいよ、いっぱい気持ちよくなって、大和ちゃん……♥」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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