「そっかそっかぁ。そんなに楽しんでもらえたなら人力ロデオは運転再開しますかね」 「え? ちょっ、待ちなさいよ海斗……ンをォッ♥」 ズンッ!! 腰を力強く突き上げると、姉の口から甘い声が零れ出た。そこから海斗は自分ばかりが恥をかいてなるものかとばかりに摩擦を再開、反撃に転じる。 ずりっ、ずりゅいっ、ぐにぃぃぃ……!! 充分に昂る前に暴発してしまったせいか、一度射精したにもかかわらず少年の勃起は治まる様子がない。それでも一回射精したおかげでこっちには余裕があった。 対する明日香の方はといえば──。 「だっ、こら海斗っやめなさいって……ふぅっ、んっ♥」 静止を命じる彼女の声は甘く、その声を発する唇はふるふると小刻みに震えていた。顔中を紅潮させ、まるでしゃっくりを抑えているみたいに全身をヒクヒクと躍らせて。海斗の目にも姉が喜悦に耐えているのは一目瞭然だった。 (やっぱ姉ちゃんも感じてんじゃん) 更に摩擦を続けているうちに、互いの接点からはにちゅにちゅと卑猥な水音が鳴り始める。水気を吸った布地はまるでそこだけ溶けてなくなったかのように姉の秘所のもっちりとした感触がダイレクトに伝わってきた。 「おっと姉ちゃん、途中下車はだめだぞ」 逃げようとする姉の太腿に指を食い込ませそれを阻止すると、海斗はより激しく腰を突き上げて明日香の股座を責め苛んでゆく。 「んひぅっ…やっ、だあぁっ……やめろって言ってるのが聞こえないのっ、このバカ海斗ォっ……ふぅんっ!?」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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