「あ、ダメ、やめて……」 「あはっ、そんなに我慢しなくてもいいですよ。気持ちよくイってください」 優しくそれでいて卑猥に囁いたエメロードは、筒状にした手を上下に動かし始めた。 包皮の中で、亀頭部の輪郭部分を刺激される。 「ひぃ〜」 初恋のお姉様に逸物を悪戯された童貞少年は、なすすべもなく陥落した。 プシャッ! 包皮の狭間から、まずは飛沫が上がった。次いで間欠泉が噴出する。 ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ! 白い濃厚な液体が、豊麗な乳房から引き締まった腹部に浴びさせられた。 「あ、熱い。それにすごい量……」 恍惚とした吐息を漏らしたエメロードに、半泣き状態のロシェは謝罪した。 「ごめん……」 「ん? 何を謝っておられるのですか」 「その……おしっこ浴びせちゃって」 しょげ返ったロシェの謝罪を受けて、エメロードは苦笑する。 「殿下、こういう白いおしっこ出したの、初めてですか?」 「うん」 ロシェの素直な答えに、エメロードは震える。 「まさかとは思っていたけど、ロシェ殿下の初絞りに立ち会える栄誉に浴せるだなんて……なんという幸運なのでしょう」 恍惚となったエメロードは、自らの胸元にかかった液体を指で掬って、美味しそうに肉厚な唇に含んだ。 「あぁ、ゼリー状。こんなに濃くて青臭いものを入れられたら、牝の飛龍だって妊娠しちゃいそうですね」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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