「はぁぷっ、あむぅぅぅ……れろっ、ちゅばっ、じゅばぁぁ……あぁっ、あむぅっ!」 「んひゅっ、はっ、ひゅうり、ひゃ……んぅっ、じゅるっ、れろぉぉ……くちゅっ、ぐじゅるっ、ぢゅぶじゅるっ……じゅるぉぉぉ……じゅぶっ、れりゅぅぅ……」 舌と指の動きをシンクロさせ、彼女の舌を舐め上げる動きをトレースしながら、手の平で太ももを弄り続ける。すっかり汗ばんだ脚がキュッと閉じられ、その谷間で指を扱いて刺激を送り込むと、抱き寄せた有菜の全身がピクピクッと敏感に跳ねた。その震えに呼応させ、唾液のたっぷり乗った彼女の舌を吸うと、鼻から抜けるような甘い吐息がもれ、両腕が腰に絡みついてくる。 「ふぁっ、はっ……修司、さん……すごく、気持ちいいです……もっと……あんっ♥」 唾液の糸が長く伸び、有菜の瞳がそれを見つめながらトロンと蕩けだす。唾液に塗れ、いやらしく濡れる唇を指先でなぞると、彼女は躊躇なくそこにも口づけ、ペロペロと舌を這わせてきた。生温い感触に包まれ、痺れたような刺激に背筋が震える。 「くぉっっ……ふっ、んっ……んちゅっ、ちゅっ、れろぉぉぉ……」 「はひゃうぅっっ!? んっ、はっ……あむっ、れりゅぅ……」 指をしゃぶってもらい、太ももを撫で回しながら、唇で彼女の耳から首筋へと、隙間を作らない丁寧な口づけをゆっくり滑らせてゆく。首筋に舌を這わせた瞬間、可愛い嬌声を響かせて身体を跳ねさせたが、それをさせまいと太ももから手を離して腰を抱き寄せると、快感を逃がせないもどかしさに少女の肢体が腕の中で暴れていた。 そこに頬や額も絡め、とにかく顔のあらゆる場所にキスを浴びせ続ける。特に耳は、耳朶にも耳穴にも舌先を這わせて、それを彼女の唇に見立てているように、しっかりと濃厚なキス愛撫を繰り返した。 「ひゃふぅぅっっ……んぁっ、んくっ、くふぅぅっっ……ふぁっ、はっ、はぁぁ……」 耳朶を唇で挟み、コリコリと揺さぶりながら舌先でくすぐる、そんな動きに有菜が細い喘ぎを伸ばして身を捩る。そのまま口を大きく開けて耳全体を包み込むと、口内で舌をくねらせ、そこかしこを念入りに舐め擦ってゆく。舌が肌を這うたび、有菜の喉奥からキュウンッ、キャウッと犬の鳴き声のような嬌声が響き、身体が面白いように跳ね震えた。唇を離し、耳穴に息を吹きかけると、完全に脱力したように腕の中で弛緩する有菜を支え、首筋からうなじ、少し開いた鎖骨のあたりに唇を吸いつかせる。 「んぅっ、ちゅ……ちゅぅぅっ、れろっ、れろぉぉぉ……ちゅぱっ、じゅるっ……」 「くひゅぅぅっっ! んっ、あっ、はぁぁ……くすぐったい、ですっ、うぅんっっ! あ、痕……のこ、っちゃ、ふっ……んぁっ、ふぁぁんっ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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