「大丈夫だ。私が教えてやるから」 「お、教える?」 それってどういうことだろうか? まさか鏡花は初めてではないのか! 愕然としてしまう。 「ふふ、ほら、こんなに濡れてる」 しかし、こちらの驚きに幼馴染みは気付かない。スカートの中に手を入れ、ショーツを脱いだ。下着の色は青。そのままスカートを捲り上げる。晒される秘部。 (あ、こ、これが……鏡花ねぇの……) 花弁が淫靡に咲いていた。肉襞の色は鮮やかなピンク。呼吸に合わせてゆっくり蠢く媚肉は、しとどに濡れている。 「これだけ濡れてれば、すぐにできるな」 そういいながら、鏡花は肉棒に手を添えてきた。 「ふあっ」 掌の感触が伝わってくるだけで声を上げてしまう。 「ふふ、可愛いぞ」 僅かに頬を赤らめつつ、ゆっくり鏡花は腰を下ろしてきた。その動きはなんだか手慣れているようにも見える。やはり初めてではないように思えた。 (も、もしかして御劔先輩と……) 学園内の噂は間違いだった上、先輩を振ったという鏡花の言葉は嘘だったのだろうか? だとしたら、こんな形でのセックスなんて絶対にやめなければならない。鏡花には本当に好きな相手がいるのだ。なのに催眠でそれをねじ曲げてなんて……。 (やめさせないと。こ、こんなのいけないよ……) 必死に自分に言い聞かせる。 だというのに、視線を近づいてくる蜜壷から離すことができず、その上催眠を中断する言葉を口にすることもできなかった。 クチュッ。 「んんんっ」 肉先に生温かな感触が触れる。ヒクヒクっと鏡花は身を震わせた。襞が肉茎に絡みついてくる。ただ触れただけだというのに、射精しそうなほどの性感を覚えた。 「そ、それじゃあ挿入れるぞ」 「だ、駄目……。あ、ああああ」 ぬじゅっ、ぐちゅう……。 蜜壷にペニスが沈み込んでいく。キュウッと肉壁が収縮してくるのが分かった。ペニスに淫肉が絡みつく。ヌルッとした襞の感触が肉茎越しに伝わってくる。下半身が蕩けてしまいそうなほどの性感を覚えた。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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