「ンあッ……そこ、いけませ……ふぅン、きゅぅふぁぁぁぁ……」 唇のような肉襞を摘んで震わせると、祭理の身体が小さく反った。どこか子供っぽい彼女にも、ちゃんと「女」の器官が備わっている。そんな当たり前のことに、孝也は軽い衝撃を受けた。頭が真っ白になって、本能の赴くままにメイドの秘所を楽しみ嬲る。 「ヒッ……! ご、ご主人様、やめ……! 触ったら、あ、あ……っ!」 彼女の膝が崩れる。辛うじて持ちこたえるが、孝也の首にぶら下がるのが精一杯という状態に。それでも右手はご主人様を扱き続ける。孝也も、初めて触れる恥肉の感触に夢中になって、割れ目の中心に中指を擦りつけた。 「だめっ……だッ……ダメ、らめっえぇぇぇぇッ!」 大きくなる祭理の喘ぎに、孝也は混乱した。しかし声を遮ろうにも、どちらの手も動かせない。反射的にその口を唇で塞ぎ、切なげな悲鳴を口の中に吸い込む。しかし自らが取った手段は、孝也をますます混乱の渦に陥らせた。 (ちょっと待て……。もしかして俺……キスしてるのか!?) 初めてのキスを、こんな場所で、こんな形で。それも、カノジョでも何でもない女の子の了解なしに。 「ふぁむ……ン、む……あふ……チュッ!」 しかし、祭理も理性が働いていないのか、喘ぎながら孝也の口に吸いついた。息継ぎの拍子に舌同士が触れ合って、ゾクゾクする快感が脳天まで痺れさせる。 「ん……む、佐倉さ……んむ、ふはっ……あむっ!」 「ご、ご主人さ…………ん……チュッ、ちゅぱ……ぷちゅっ」 唾液が溶け合い、甘い匂いが鼻孔をくすぐる。初めてにしては卑猥なキスに溺れ、下半身の愛撫がおろそかになっていた。掌に垂れた愛液の熱さでそれを思い出し、割れ目の表面で遊んでいた指を、少し奥まで潜り込ませる。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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