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あの日見たスク水をボクたちは憶えていない
小説:神楽陽子 挿絵:野村輝弥
 
あの日見たスク水をボクたちは憶えていない
 
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ふたりのお姉さんメイドに
ダイタンに迫られちゃう夏休み!!
 

海棠司郎は、幼馴染みでもある
若葉と亜理紗をメイドとして従え、
共同生活を送っていた。

しかしある日、彼は頭を打って
一日分の記憶を失ってしまう。
密かに司郎に想いを寄せる二人は
これを機に、自分と恋人同士だったと
思わせようとするが……!?

 
二次元ドリーム文庫
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-0218-0 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2012年3月15日

 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

「ふたりとも、いい! ふうっ、こんなに可愛いなんて!」
「調子いいこと、えっえはあ! いってんじゃないわよ、ば、ばかぁ!」
可愛いという言葉に若葉は照れ、意地っ張りな悪態をついた。けれども火照った肉体は素直で、オチンチンを熱烈にしゃぶり続けている。濁った発情汁が涎みたいだ。
「司郎様っ、ぁあん、わたくしは? あぇへ、美女にも一言、ありますでしょう?」
「亜理紗も綺麗だよ、はあ! オシリの形とか、このおっぱいとか」
もうひとりのメイドもお尻を振り、スクール水着のきつい食い込みに喘いでいた。汗だくの生乳を男の子に揉みしだかれながら、全身のフリルを咲き綻ばせる。ご主人様に身体つきを褒められて、笑みは恥ずかしそうに、嬉しそうに。
亜理紗の穴の洪水は若葉の穴にも伝わり、肉太のペニスをぬめらせた。
ずちゃっぐちゅ! ぬちゃぐちゅ、ぐちゅっ! ぬちゃぐちゃっ!
セックスは初めてで不慣れとはいえ、前後へのストロークはどうにかなる。ご主人様はメイドたちへの日々の憧れを、この瞬間の情欲と強く結びつけた。
(こういう気持ち、前にもあったような……)
想いが胸に焦がれて溢れそうな感覚に、どことなく覚えがある。もしかすると、どちらかの幼馴染に告白したことがあるのかもしれない。
ときめきの類にしては野暮な感情が、オチンチンを過熱させる。
「ひはぅあっ、も……もうだめ! あはぁん! あたし、気持ちよくなっちゃう! ヘンタイのちんぽで、いはっ、イかされるぅ!」
口の悪いメイドが悩乱を極め、プールサイドで仰向けにもかかわらずおさげを波打たせた。ネコ耳のせいか、じたばたと暴れているのがよくわかる。
スクール水着から食み出す巨乳も、水というより汗のぬめりを帯びて艶かしい。もがく脚は甘えるみたいに、ご主人様の下半身にニータイツを擦り付けてきた。
「どんどん敏感に、あん、なってますの! おおっ、おっぱいをいじめないでえ!」
ネコ耳の亜理紗も悶え汗を魅惑的に光らせ、声高らかに悦がる。羞恥と快楽の境界線をふらふらと行き来し、迷いのあった表情が、だんだん淫欲に満たされていく。
メイドたちの灼けた吐息は体感的に生温かく、真夏であることとは別に蒸れた。
「あぁうはっ、えはあ! もぉ許して? シロー、あぅん! ご主人さまあ!」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。

 
 
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