「さあ……どうするの? あなたを騙したいりすを、どんな風にお仕置きする?」 挑発的な笑みを浮かべる少女の眩しい肢体に、佑弥は生唾を飲み込んだ。 透き通るように白い肌。激しいダンスをこなす割に、細い脚。股間の皺も生々しいパンツ。張りのある腰から細いウエストにかけてのラインは、芸術的に美しい。そして何よりも、豊かな質量を誇るふたつの膨らみが、圧倒的な存在感で男の視線を釘づけにする。 身体をじっくり観察されて、羞恥が湧き上がってきたのだろうか。震える目蓋をそっと伏せた。身体を捩り、モジモジと内腿を擦り合わせる。 「あ……あんまり見ないで……」 胸の深い渓谷が、暖房でうっすらと汗ばんだ。憧れの少女が、あられもない姿で眼の前に。それが水着だろうと下着だろうと関係ない。ほぼ裸の少女に興奮を抑えきれない。 「はぁ……はぁ……はぁぁっ! い、いりす……ッ!」 「あんっ……そんな急に…………やあぁぁん!」 欲情を持て余し、衝動に突き動かされ、彼女の胸に顔を埋めた。柔らかな圧迫感と火照った肌に、佑弥の身体も芯から熱くなる。 「はぁああ……あぁぁぁッ!」 グリグリと鼻先を谷間に捻じ込むと、甘い匂いが鼻孔に流れ込む。肌に浮いた汗の粒が唇に触れ、夢中になって啜り上げる。 「ひぃあぁン! 汗、吸っちゃ……ひっ……ふぁっ!」 いりすが、くすぐったそうに身体をくねらせた。無意識に身体を迫り上げ、圧し掛かる牡から逃れようとする。少女の匂いに酔った佑弥は、そうはさせまいとして左腕を彼女の背中に回し、細い肩を抱え込んだ。しかし──その拍子に、肩紐がプチンと切れた。押し込められていた豊乳が反動で揺れまくり、ブラのカップを弾き飛ばす。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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