「ほ、ホントに……もう、もうッ!」 叫ぶ皇子を黙らせるためか、亀頭がアモッと咥え直された。 しなやかにくねりながら粘着する、リオン姫の熱い舌。 限界まで張り詰めた牡肉が細かな味蕾にしごかれ、撫でられ──。 「っは、うぅう──ッ!」 痺れるような快感が淫棒を逆流する。 (出る、出る出る……ああでも、その前にリオン姫を……ッ!) これほど熱心に奉仕してくれる乙女をちゃんとイかせなければ、男が廃る──蕩けた頭でそう考えたティック皇子は、縺れる舌を懸命に動かし、鼻先で妖しく咲きこぼれた幼気な秘華を熱烈に舐め回した。 唇を伸ばし、控え目な淫唇に滴る愛液をジュチュッと啜る。 ヒクつく膣穴に舌先を添え、軽く穿るようにしながらクッポクッポと掻き鳴らす。 「ン、ン……ぷはぁっ! 皇子様、皇子様、皇子様ぁあっ!」 腹の上で四つん這いになったリオン姫が長いツインテールを跳ね揺らし、感極まった声で鳴いた。芝居ではなく、本気で感じているらしい。 その証拠に、すぐにペニスを咥え直す。 小さな頭を激しく上下し、じゅっ! ちゅじゅッ! ちゅじゅっちゅ──! 「く、あ、おぉおっ! 出る出る、で……で、出まぁすッ!」 駄目押しの吸引が引き金となり、 ──びゅくっ! びゅくくっ! どぴゅぴゅっ! いきり勃つ肉棹を震わせながら迸る、怒濤のような精液。 限界以上に溜めて溜めて溜め続けた白い溶岩はいつも以上に大量で、 「ンぷっ!? ン……」──じゅるちゅっ! 一生懸命吸い上げるリオン姫の口元から溢れ、青筋を立てた淫茎を垂れて──エンマ姫やミオ姫の舌や唇にも、ぬっちょりねっちょりいやらしく粘着した。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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