「だ、大丈夫か?」 「え、ええ、驚いただけだもの……」 わがままなお嬢さま。しかし、今の彼女にはそんな雰囲気は欠片も感じない。 まるで最初からおしとやかで、つつしみがある。清楚なご令嬢だったような感じさえ覚える姿だ。 「今から、これがわたくしの中に……」 自分の秘孔に当たっているペニスを見た彼女が、そっと身を委ねるように肢体の力を抜き、挿入しやすいように桃尻まで浮かしてくれた。 横を向いてみれば、正常位で挿入直前の自分たちの姿が大型モニターに映っている。 その近くでは露わになった胸を自ら鷲掴んで揉み、制服のスカート越しに大事な部分を押さえている麻衣が、固唾を飲むようにして二人の姿を見つめていた。 「いくぞ」 「え、ええ。い、いつでもいいんだから……ひゃううっ!?」 彼女らしい言葉で答えてくれたのを確認し、ジュリュ……と音を鳴らして切っ先で処女孔を押し広げた途端。 彼女が青い瞳を見開き、処女喪失の怖さに肢体を硬直させてきた。 ジュリュ……ジュリュジュプ……。 「んぅううっ。はくっ……入って……」 ゆっくり挿入しているつもりだが、ザラザラとした膣襞に引っ張られるように、ペニスがどんどん膣内に突き刺さっていく。 苦痛と切なさの混じった声が聞こえるのに、腰が前に動くのをとめられない。 濡れた音を鳴らしながらも侵入を拒む硬い膣内が、自分のモノで拡張していく感覚に、理性が今にも吹き飛んでしまいそうだ。 「すごくきつい、これが綾華の……」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
|