「ぷはっ! 危なかったね、お兄ちゃん。きゅーと、すごく怖くって……」 「うん、僕も心臓がヤバかったよ。……あ、あれっ?」 お互い顔を見合わせて、悠だけ目を白黒させる。 布団に引っ張り込んだ際にでも外れたのだろうか。アイマスクが外れてしまっており、えっくすキュートは兄に正体を晒していた。 「どうしたの? お兄ちゃん」 しかし、美宇本人はアイマスクがないことに気付いてないらしい。甘えん坊な怪盗を演じ、つぶらな瞳をぱっちりと瞬かせる。 「い、いいや、なんでも。それより……キュート、力抜いてごらん?」 アイマスクのことには触れず、お兄ちゃんは妹のお尻へと手を忍び込ませた。後ろの穴に嵌まったビーズを引き抜きにかかって、彼女を驚かせる。 じゅぶっ、じゅぶじゅぶ! 「ひはあぁあああっ?」 途端に尻穴少女の太腿が伸び上がり、ヒップの位置を高くした。ビーズが一個出てくるごとに、肉門が最小限に拡張し、引っ込みがちなお尻を敏感に打ち震わせる。 「こっちの穴でもオナニーしてるのかな? もしかして」 「しっ、しないよぉ……んくっ、くふう?」 純情なベビーフェイスが弱気な涙を揺らめかせた。不器用にバイブを押さえながら、大胆かつ華麗なM字開脚のポーズを晒す。 「教えてよ。キュートは本当に、オシリでオナニーしたことはない? なんだか、すごく感度がいいみたいだけど」 「んはあ、きゅーと、ヘンタイさんじゃないもん……っあ、あぁ?」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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