「──栞っ!?」 スカート状の袴が下腹部をばさっと覆う。腹を打つほど勃起した涼平のペニスに、濡れた下着の底が押し当てられた。栞の体重で、肉棒の腹が下着の窪みにグッと食い込む。 「あぁぁンッ!」 甘い声で仰け反る栞。顎を見せ、剥き出しの乳房を天井に向けて、まるで達してしまったかのように小さく震える。しかし上体を戻して涼平の胸に手をつくと、硬直肉棒に沿って股間をスライドさせ始めた。 「あ、ンはああぁァっ! おちんちんが……涼平のおちんちんが、あたしのあそこに当たって……んふぁっ、ゾクゾク、するッ……ひァ、あっ、あッ!」 どこで覚えたのか、それとも女の子の本能なのか。淫らな腰つきで、リズミカルな素股を披露する清純な巫女。布一枚挟んでいるとは思えないヌルヌルがペニスを濡らし、潤滑油となって淫摩擦を激しくさせる。摩擦から生まれた甘電流が、腰を蕩かす。生の接触ではないにせよ、幼馴染みの二人は、初めての性器同士での快感に夢中になった。 「りょ、涼へ……あらひっ、あたま真っ白に……やん、腰、腰っ止まんにゃはぁっ!」 栞の言葉はもう言葉をなさない。涼平の頭の中でも、娜美の喘ぎが脳をくすぐる。 『あ! あぁぁぁ凄い……! こ、これが男の人の快感? これが……女の子の? 柔らかいのと硬いのが擦れて、ぐちょぐちょで……あぁン、いいっ! 気持ちいいッ!』 ペニスが疼く。心も身体も抑制が利かない。何度出しても飽き足らない射精感が、大きな波となって襲ってくる。ググッと勃起の角度が増し、パンティの底に食い込んだ。それがスイッチとなって、栞を一気に絶頂まで駆け上らせる。 「ひぃぃあぁぁぁぁっ!? おちんちんがっ! あたしのあそこっ、押してっ、食い込んでっ、いやっ! おかしくなる、あたしおかしくなるッ、イッちゃう、いく、イクッ!!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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