うつぶせに横たわる由貴に手を伸ばす。
肩から腰まで、なだらかな曲線で下ってゆき、尻肉がむちっと盛り上がっている。官能美にあふれるその寝姿に手をやり、日焼け止めクリームをぬり込む。肩から腰まで。瑞々しい肌と優美な曲線を直接に手のひらで感じながら。
トランクスの中では、由貴の目を気にすることなく男性器が心おきなく反り返っている。
腰のあたりや脇腹の付近を撫でまわす。
「こ、こんな感じ?」
「ええ……そうですわ……。ん……あぁ……」
かすかにこぼれ出た喘ぎに、純の興奮はますますつのるのだった。
「太腿の裏も……お願いいたしますわ。自分ではうまくぬれないので……」
ふくらはぎから太腿へ、クリームをすりつけてゆく。大理石のように白い由貴の肌だが、そこには確実に血が通っているのだ。温かく、やわらかく、そして、しっとりとしている。太腿には、むちむちとした張りがある。
(由貴の身体……本当にきれいだな……)
太腿の付け根にまで手を這わせた。さらにその上までも。ボトムの面積が小さいため、尻肉の下の部分が、むにっとはみ出ている。
(ここは……『水着の内側』じゃないよな……)
本文中より抜粋
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