ふに……。
やわらかなものが背中にふれた。押しつけられ、ゆっくりと上げ下げがなされる。
(うおっ……。こうしてすりつけられると、手で揉んだ時よりもやわらかく感じる……)
たっぷりと量感のある乳房はボディソープの泡でぬるついている。その乳房でこすり上げられるたびに、極上のやわらかさを味わわされた。ボディソープが絶好のローションとなり、肌と肌のすべりをなめらかにしている。
「んっ……ど、どうかな? ジュンくん……ふわぁ……あぁ……」
「やわらかくてすごく気持ちいい。毎日でもこうしてもらいたいくらいだ……」
肉体的な心地よさもさることながら、牡の欲望を甘美に刺激された。
妙は純の背後にひざまづき、両手ですくい上げた乳房で背中を洗ってくれている。いわば、乳房を捧げられているのだ。男として、興奮をかき立てられずにはいられない。
しかも乳房を捧げての洗浄奉仕は、ただ純に快楽をもたらしているだけではないようだ。
「ん……んっ……ふぁ……あ、あぁ……んっ……あんっ……」
熱い息づかいと小さな喘ぎが純の耳をくすぐる。
どうやら妙は、乳房で背中をこすっているうちに感じてしまったらしい。
背中に押しつけられているやわらかな肉の中に、こりこりとした尖りを感じることができる。おそらく妙は、乳首を刺激されて喜びを味わわされているのだろう。
本文中より抜粋
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