「初めは……痛かっただけ。経験も乏しいのに、ぅうっ! 何度されてもっ、気持ち良くなんて……なかったわっ!」
尿意の痛みに耐えながら、私は言葉を搾り出すっ。
「彼はセックスが下手だったの?」
「違う……と思う。だって、私以外にも付き合ってる子がいるって噂でっ……だから、きっと私がいけないのっ、私がセックスは義務だって思ってたから……っ」
親しい友人にしか話していない内容を、自分の担任するクラスの教え子に全て隠さずに告げていく……。
「じゃあ、二人目の彼とは上手くいったの?」
「優しかったから、優しくされたからっ。くぅぅ! 身を委ねて抱かれて、気持ちいいって初めて感じてっ」
「イッたんですか?」
「そっ、そうよ……ぅぅっ! 彼に抱かれて初めてイッたの! セックスで初めて満たされたって感じたのっ!」
「彼とのセックスの時は、いつもイッてたの?」
「そんなっ、いつもだなんて……時々……よっ。エッチが好きな女だって思われたくなかったから……イキそうになっても、昂ぶる気持ちをセーブしたり……我慢もしたわっ」
本文中より抜粋
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