周囲に立ち込める湯気と鼻をつく異臭がマリスの羞恥と誇りを切り刻み、溶かし込んでいく。だがそんな悲哀や後悔さえもマゾヒスティックな悦びに目覚めた肉体は快楽の炎にくべる燃料として追加していった。
ズンズンズンズンズン……。
「凄い……ひぃ……凄いいィぃ――――ッ!! ひぃうあぁあひぁ――――ッ!!」
堰が決壊した後も狼の律動は止まらない。子宮口をこじ開けるような深く重いに抽挿に、放尿の快楽に耽溺していた意識がさらに真深い快楽の闇へと落とし込まれていく。脳髄を半分焼き切られながら、戦乙女は秘せぬ期待に満ち満ちた声で泣き叫んだ。
グッチュンズブッチュンズッチュパッ……。
愛液を泡吹かせ、黄金水をまき散らしながらの強烈な突き込み、せっかくの御馳走を逃すまいとガルムが性器にむしゃぶりつく。突かれ続ける尿道、抉り絞られるクリトリス、せっかく辿り着いた快楽の果てなど一瞬で突き破り、用意されたさらなる高みと極みを目指して突き進んだ。
犬の放尿のように片足だけ高々と上げられた爪先がギュっと全指を丸め、極限まで反り
返っていく。骨が砕けんばかりに握り締めた両の拳がブルブルと震え続けた。
「いヒぃぃいいぃ……ッ!! わ、わたし……わたしひぃい……イク……いっちゃう……!! オシッコ漏らしながら……いっちゃウのぉぉ――――ッ!!」
本文中より抜粋
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