騎士の手が形のいい鼻をつまみ上げ、無理矢理口を開かせる。
「はぷっ! んぐぅ、んぐッッッ!」
ごくっ、ごきゅっ……やむなく喉を解放してその液体を嚥下してゆく。だが気管に入り激しく咳き込むと、小水は飛沫となって飛び散り、青のドレスを、白銀の装甲を濡らしてゆく。ひんやりした地下牢の空気に小水の生温かさが混じる。
じゅぼぼぼぼぼ……んごきゅ、ごきゅ、ごぷ……ッ。
放尿を口で受け止める精霊騎士の目尻に、熱い涙がみるみる浮かぶ。
(く……悔しいッ! ち、力が戻ってくるのが心地よい……こ、こ奴等の……小水を飲まされているというのに……くぅうっ)
まるで強い酒を飲んだかのように、食道が熱く灼け、胃の腑にポッと火が灯ったようだ。喉を伝い落ち、ロングドレスに汚らわしい染みを作った尿も同様で、それが触れた部分の肌が燃えるように火照っている。
(わ、私は……ッ、こんなっ、こんなことをされているのに……ッ!!)
最後の一滴まで放出し終わると、騎士は濡れた竿をぺたりと乙女の顔面に押しつけ、ぐいぐいと肌でそれを拭う。額から鼻筋に押し当てられた陰茎はほこほこと温かく、その温もりにさえぞくりと肌が粟立ってしまう。
「き、きさ、ま…………ッッッ」
本文中より抜粋
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