「し、失礼……はぁーはぁーはぁー……い、致しましたわ。ど、どうぞわたくしの身体を、た、のしんで下さいま──んほぉっ!」
ブジュッと肉棒が膣奥を突く。排出器官への刺激に、言葉は途中で止まった。
「そんなにいうなら楽しんでやるよっ!」
じゅばんっじゅばんっじゅばん!
男はまるで容赦などしてくれない。アナル処女を失ったばかりの肉体だというのに、何度も激しく腰を振り、ペニスを肉奥へと打ち込んできた。
「くひっ! おっ! おっおっおっおほっ!! しっり、わたくし、おっしりが、ひ、らく。か、っらだに、穴が空いてし、まいまっすわっ! くほぉっ!」
ピストンを受けるたび、櫻子の身体は何度も揺れる。結合部の肛門は痛々しい程に広がり、肉棒が引き抜かれていくたびにピンク色の柔肉が外側に捲れ上がるのが見て取れた。
感じる苦痛。が、与えられる感覚はそれだけではない。指でした時と同じ──いや、それ以上の排便時に似た快感を櫻子は感じていた。
(や、いやっ、う、うんち……わたくし……うんちしてるみたい……)
ピストンを受けるたび、甘い愉悦が身を襲う。
「何だ? 気持ちがいいのか?」
ポウッと桜色に染まっていく頬。それを見た男が笑った。
「ち、ちがっ、き、きもちよくなんっか……ほぉっほぉっ……あ、ありませんわ!!」
必死に櫻子は男の言葉を否定する。人として認めるわけにはいかない。排便で感じていると悟られるなど、櫻子の矜持は耐えられなかった。
「嘘つくなよっ! ほらっほらっほらぁっ!」
ばっちゅんばっちゅんばちゅばっちゅん!
「ひぎっ! ま、またはっげしっく! むひっ! ひーひーひぃいいっ!!」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。 |