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淫舞の巫女姉妹 弐 孕みし者のさだめ
小説:空蝉 挿絵:ヤツシマテツヤ
 
「今は……沙津樹を助けるまで、あたしは死ねないっ」
巫女姉妹を襲う人妖相姦の饗宴!!
 
淫舞の巫女姉妹 弐 孕みし者のさだめ
あらすじ
かつて最強を謳われた戦巫女・新宮姉妹。しかし、妖怪たちの首領たる鬼に敗れ、激しい陵辱の末、今はその軍門に下っている。鬼の子を孕む妹・沙津樹を気遣いながら、退魔師との闘いの日々を送る姉・真希。ある時、老妖怪にそそのかされた真希は妹を救うための法具を求め高野山に侵攻するが、僧兵たちに捕縛されその肢体を嬲り尽くされてしまう。辛くも反撃を遂げ妹の元へ帰還を果たすが、そこでは更なる陵辱が彼女を待ち受けていた。その一方で、鬼子出産に向け、養分として下級妖怪たちに白濁を浴びせかけられる沙津樹。やがて二人の運命は戦巫女たちの家族が住まう村で交錯する。土蜘蛛に卵を産みつけられての疑似出産、蔦触手に思う様に腸壁を蹂躙される肛虐――連鎖する快楽に人としての矜持が蕩けていく。
 
二次元ドリームノベルズ252
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-481-0 C0293
定価:本体890円+税
 
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「さつっ……いぐぅああぁッ、おな、かぁぁひゃぉぉぉぉぉ〜〜!」
 ――ぶりゅぶッ! ぼどどぼどぼぼぶぅッ!
 近いようで遠く離れたはるか足元で。姉巫女が大量の卵でぽっこりと膨らむ腹を掻きむしりながら、苦悶する。また、胎内で孵化した蜘蛛の子を様々な体液を垂れ流しながら出産している。黒き刻印で封じられた、沙津樹との子ではなく、異形の醜い子供を大量に。
「あはぉぉぅぅっ、姉さまぁぁッ、あっあぎィッ! おちんち、出ないのぉぉぉ!」
 乳汁も、蜜汁も、小便も、そして腸液でさえ止め処なく垂れ流し、けれど蔓を咥え込まされた擬似男根だけが射精の快楽を貪れないでいる。ヒクヒクと飢えた砲身が跳ね暴れようと、老妖怪に操られた濃緑の蔓をはね除けることは叶わなかった。
「出したいのかぇ? その立派な逸物から、ドロドロと濃い子種汁を」
(出したいっ、出したいぃぃ!)
 出したいのかと問いながら、意地悪くシワだらけの顔を歪めてみせるぬらりひょん。たやすく射精を許してくれるつもりがないことは明白だ。
 焦り、悔しさ、望まぬまま高まる肉欲への渇望。パクつく亀頭をほじくられ、ますます胸の奥で溜まる感情が荒れ狂う。射精を押さえ込まれ充血した肉棒の根元は赤黒く変色し、ジーンと痺れてしまっている。だが感覚は失われるどころかますます鋭敏に、ただズクズクと堪え難い疼きばかりを腰骨に伝えてきた。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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