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退魔拳士キリカ 魔女の淫宴を叩け
小説:羽沢向一 挿絵:2号
 
凛々しき退魔拳士に襲いかかる淫らな罠!
 
紫苑 姦喜の姫武者
あらすじ
魅惑的な肢体をレザースーツで覆う東真キリカは、呪符を貼った場所に直接拳を打ち込むことで魔を祓う砕魔拳の使い手。
キリカが助手の守彦を連れて訪れた別荘に現れたのは、謎の魔女集団「媚融魔座」。淫らな肉体を駆使し精を搾り取る魔女集団は執拗に守彦を狙い、キリカは戦っている間に彼を連れ去られてしまう。守彦を救い出そうと彼女が対峙する相手は媚融魔座のリーダー・メディア。
しかし隙を突かれたキリカは、魔物の封じられた淫術呪符を身体に貼り付けられることで強制欲情させられてしまう。
次々と現れる魔物によって全性感帯を嬲り尽くされるキリカ。
彼女の目には発情しきった守彦の姿が。
肉悦と白濁に溺れ、快楽漬けとなった美しき退魔拳士に反撃のチャンスはあるのか――。
 
二次元ドリームノベルズ233
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-388-2 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「うぶおおおおおおっ!」
 媚毒漬けにされた膣と腸の粘膜をえぐられ、全身が快感の大渦に呑まれた。今までの柔軟な触手とは異なる、鉄の槍を体内に突きたてられるほどの衝撃だ。ぎりぎりまで昂ったまま放置された性感が、一瞬で燃やしつくされる。
「おぶっ、ぷおっ、ぶごごおおおお!」
 いまわしい肉悦の津波は身体中を駆けめぐり、苦痛でしかない喉の陵辱も鮮烈な快楽にすりかえられてしまう。気が狂うほどの腐臭も、官能を高める最高のフェロモンと化して、脳を赤く染めあげた。
「うごごおおおおおおおっ!」
(気持ちいいっ! 魔物に身体を汚されているのに、気持ちよくてたまらないっ! こんなこと、絶対にいやっ! 気持ちいいっ!)
 身体を狂わせる快楽と、魔物に貶められる恐怖に錯乱して、キリカは口内を埋める緑の肉棒を強力に噛みしめた。人間のペニスなら切断されるところだが、河童の肉刀はゴムのように強靭な弾力を持ち、文字通り歯が立たない。かえって河童を喜ばせ、いっそう激しく喉をえぐられてしまう。キリカの頭をつかむ握力も強まり、水かきの下から髪が何本も抜ける。その痛みすら快感だ。
(だめ、なにもかも気持ちよくなる! だめ、だめだめ! おかしくなるううう!)

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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