>>戻る
 
悪魔シルフィアと炎の天使 聖邪の淫獄螺旋
小説:樹 揺葉 挿絵:小池定路
 
「通りすがりの悪魔だけど、私と契約しない?」
人間界の学園を巻き込んだ、
気まぐれな悪魔と気高き天使の戦い
 
悪魔シルフィアと炎の天使 聖邪の淫獄螺旋
あらすじ
契約相手の願いを叶える代わりに魂のエネルギーを吸い取ることを
生業とする悪魔シルフィア。
気まぐれな彼女は、使い魔レビアの必死の催促で、
久々に重い腰を上げて仕事を始める。
契約を結んだ少年の望みで、彼とともに学園に入学した悪魔と使い魔だったが、
そこには、昔からの因縁がある天使、アグリアスが生徒会長として君臨していた。
さっそく絡んでくる気高き天使。
シルフィアは彼女を力でねじ伏せ、罰として淫靡なお仕置きをする。
だが後日、激昂した少女の罠によって、
逆にレビアとともに捕らわれてしまうのだった。
軽くあしらっていた不良たちに口唇奉仕を強いられ、
級友たちに痴態を晒す漆黒の魔女。
炎の天使に見下されるなかで、闇色の悪魔は白濁にまみれてゆく――。
 
二次元ドリームノベルズ108
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-066-2 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「くぅぅ…………んっ」
絞りつくすような媚肉の蠢動に気分をよくした少年は、
射精の余韻に浸りながら真紅の唇を奪って口内をねぶり上げた。
抱えられていた脚が解放され、ズルッと肉棒が引き抜かれると、
弛緩した身体はふらふらと後ろによろけてしまう。
注がれた精液がパタパタと音を立てて絨毯を汚すなか、
細い手首を掴まれて回れ右をさせられる。
そのまま別の男子に覆い被さられるように抱き締められると、
腰と頭に手を回されて突然唇を奪われた。
魔女の翼がピクンと小さく跳ねるなか、
男の舌は防ぐ暇を与えずに歯列を割って魔女の舌を搦め捕り、
くちゅくちゅとディープキスをしていく。
「んむぅぅっ……なっにをっ……あむぅぅ……ッ」
背を弓なりに反らして覆い被さった男の重圧に耐えるシルフィアは、
大量の唾液を注ぎ込まれて闇色の双眸を一瞬見開いた。
男の片脚は両内腿の間に滑り込み、
膝に程近い太腿で淫裂を圧迫してゴリゴリと擦りあげる。
シルフィアの片手はお互いの胸の間に軽く握られてはいていたが、
押し退けるだけの体力はなかった。
儚い身悶えを無視して、
唇の端からあふれた唾液がこぼれるのにも構わず
トロトロと唾液が流し込まれると、
飲み下すしかなくなってしまう。
コクコクと細い咽喉を鳴らして生臭い唾液を飲まされたシルフィアは、
身体を解放された瞬間、別の男に絨毯の上に押し倒された。
「うぐ……きたないの、飲ませ、ないでよ……っ、―――あうっ!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
1つ前のページに戻る
 
KTCトップページへ戻る