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魔法少女沙枝
小説:水坂早希 挿絵:ひぐちいさみ
 
瑞々しい肢体を純白のフリルに包んだ魔法使い、沙枝。
異世界からの侵入者と戦う少女を、卑猥な魔術が翻弄する。
失禁さえ愉悦へと変換する尿道と、露出を求めて疼く秘裂が初な肉体を淫らな色に
飾り立て、餌食にされた魔法少女は ただ肉悦を搾り取られてゆくのだった……。
 
魔法少女沙枝
あらすじ
異世界エーテルランド――別次元の魔法の国から、人の思念を貪るために人間界に現れた「違反者」たち。

そして、彼らを捕らえる使命を帯びた妖精エミットに、魔法使いの素質を見抜かれた少女、楠沙枝。
瑞々しい肢体を純白のフリルに包んだ魔法少女が、小さな相棒とともに異世界からの侵入者を迎え撃つ。
だが、淫猥な思念を好む違反者は、初な少女の肉体に淫らな魔法を施して、その性感を搾り尽くそうとするのだった……。

小さな体躯全体でぬめる剛直に奉仕させられるエミットと、桜色の秘裂を自らくつろげて、衆人視姦を強制される沙枝。

『二次元ドリームマガジン』に掲載され、好評を博した読み切り作品が、大幅に加筆・修正されて、ついに登場。
 
二次元ドリームノベルズ088
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-140-2 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

『ほれ、耐えきれる痒みではないだろう? 早く見せぬと、痒みで気が狂うぞ?』

バルドイの言葉は誇張ではなかった。
乳首から広がる猛烈な痒みで、肩に広がる淡桜色のフリルの痙攣が、いつの間にか止まらなくなっていた。
羞恥を感じながらも胸布をこするものの、掻いた瞬間こそ痒みが弱まるが、すぐにより強い疼きがぶり返してくる。
それでも気が触れたように、乳首を掻きむしることしかできない。
沙枝は泣きそうになりながら、胸元のブローチに触れた。 もう耐えられなかった。
ハート型のブローチを下ろし、赤い胸布をはだけさせる。
――瞬間、痒みが嘘のように消えた。
直径三メートルの輪を作る人垣から、感嘆するようなざわめきが生まれる。
帽子の角をぺたんと前に垂らして怖ず怖ずとうつむくと、 レースで縁取られた胸布の上に、 流麗な流線型を描く小ぶりな乳房が乗っかっていた。
白い息と同期して真っ白な胸脂肪が揺らめき、頂点でツンと上向いた胸先が指揮棒を振るようにヒクヒクと動いている。
痒みがない。つまりたった今、十人以上に乳首を視姦されているのだ。
「やっ、やだぁっ……!」
沙枝は清純そうな小顔をより真っ赤にして、たっぷりとした赤い袖をクロスさせて乳首を隠した。
途端に嵐のような痒みが再燃して、背筋がビクビクとのけぞる。
身を抱いた両腕を怯えたようにずり下ろすと、再び小ぶりな双乳が露わになったが、もうどれだけ恥ずかしかろうが隠すことはできなかった。
それほど異常な痒みなのだ。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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