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ふたりの剣舞
小説:竹内けん 挿絵:B−RIVER
 
剣聖と謳われるイレーネの妹弟子ミリアは、
悪名高き魔導師に捕らわれ、恥辱の調教を受けた。
その淫獄に肢体は火照り、快楽が苦悶を彩る――。
そして彼女を助けに向かったイレーネもまた、
高潔なプライドをじわじわと浸食されていくのだった。
 
ふたりの剣舞
あらすじ
「剣聖」と称えられるほど剣の熟練者であるイレーネとその妹弟子ミリアは、日々剣の修業に明け暮れていた。

あるとき回国修行の旅にでたミリアは、道中で山賊に襲われたグリンダという少女を助ける。
しかし、彼女から最近住み着いた魔術師を退治してほしいと頼まれたミリアは、その魔術師ブラットヴェインの奸計によって捕らえられ、魔術と性技に魅了されていく。
そして、弟子を救うために剣技をもってブラットヴェインに戦いを挑んだイレーネもまた、激烈な快楽にその心と身体をさらされ、剣術で鍛えたはずの強固な精神を蝕まれていった。

剣士としての矜持と女の性とが激しく軋みを上げてせめぎ合い、やがて快楽がすべてを覆い尽くした――。
 
二次元ドリームノベルズ044
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-062-7 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

イレーネの肛門の襞がピンッと張り詰めて、いまにも切れてしまいそうである。

同時に切れ長の双眸も目一杯見開かれ、涙が浮かんでいる。
そんなイレーネの目元に溜まった屈辱と苦痛の涙を、グリンダの細い指が掬った。

「ねぇどんな気持ち、自分が救出に来たつもりの、  かわいい妹弟子にアナルを犯されている気分は」
「はう……、あう……、くおっ……」

直腸を深々と抉られてしまったイレーネは苦痛のあまりまともに呼吸することも困難のようである。
まるで魚のように口をパクパクさせて喘いでいる。
アナルに物を入れられて歓ぶ女など滅多にいない。
しかし、女を調教するには欠かせないポイントである。
アナルに物を入れられるというのは女にとってこのうえない屈辱のひとつである。
まして、同性に犯されたとあっては。

「あら、ミリア、あなたのイレーネねぇさまは声を出せないほどいいんですって、  ガンガン掘ってさしあげなさい」
「……は、はい」
イレーネの姿を痛ましそうに見ながらも、ミリアは逆らえず唯々として腰を動かしはじめた。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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